人生楽ありゃ苦もあるさ?

近場で買い物をしたあと家に向う道が渋滞していたので、なぜか木更津へ(笑)。

夕刻に「かずさ木更津」に到着。
今までになく異常に混み合っていることを怪訝に思いながら入ると、ニッコリ笑うおりも政夫氏の写真が。
つい最近テレビで放映され、急に人が押し寄せた模様。
穴場だったのに、ちょっと残念だ。

夕食は郷土料理の「黒潮」という店に入る。
この店のオババの、信じ難い受け答えをいくつかご紹介。

「このあさりづくしと煮魚セットを…」
「あのねぇ、同じのにしてくんない?」
「はっ?」
「違うのだと時間がかかるよ!」
「そ、そうですか。でもいいです」
「あそっ」

大トラは「ここらへんのオバちゃんは口が悪いんだよ」と言うが、そういう問題だろうか?
ビールを注文すると
「なに、ビール?最初に言ってよ」
「・…。それと、子供に水をお願いします」
「待ってよ、一度には持って来れないから」

なおも大トラは「まぁまぁ。ああいう人なんだよ」となだめる。
彼は私よりも感じの悪い人に対する許容があるのだろうが、私は「サービス業なのにサービス精神が欠如している人」が大嫌いなのだ。

ビールの後随分経って、料理と水が運ばれた。
ようやく水にありつくドラ。

「あの、子供用の小皿とスプーンを下さい」
「(かすかな舌打ち!)一度に言ってよね、忙しいんだから」
私はここでキレるべきかどうかちょっと考えた。
大体そんなことは言わなくても気を利かせてしかるべきなのだ。
こちらは年下とはいえ客なのだ。
別にへりくだれとは言わない、しかしなぜそこまで横柄なの?
その挙句小皿もスプーンも来なかった。

だがこんなオババにキレても何も得るものはない。
断言するが、彼女のようなタイプは決して反省などしないのだから。
ただこちらも丁寧な物言いなんてやめてやると決心。

こんな状況で食事を始めたのだが料理は美味しいのだ、態度の悪さとは反比例してすばらしく!
なるほどね、この味にあぐらをかいているわけだ。
あんなに非常識なオババがいても店はつぶれないのだ。

その後もずっとオババはぶっとばしていた。
「お茶?いま沸かしてるの!」
(隣のお客に)
「早く食べないと、もう時間なんだから下げるわよ!」

私は密かに彼女に命名した、「木更津サッチー」と。

店員の態度は最悪だが、料理は最高の店。
アナタならどうする?(笑)