2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

祝!優勝

勝ちましたー勝ちましたー!WBC連覇!凄い決勝戦でございました、終業式で早帰りだったドラ(息子・仮名)と二人で手に汗を握り声援を送り続けました!興奮しすぎたせいか?朝から少し変だった胃腸が、試合後さらに激しく痛くなってしまいグロッキー。おそら…

決戦は火曜日!

勝ちました勝ちましたー!WBC準決勝!アメリカに9対4で勝ちましたー!いよいよ明日は韓国と5回目の対戦にして決勝戦!フレー!フレー!ニッポン!先発は岩隈投手ですよねー、わーいわーい!(私こないだのキューバ戦で岩隈様にしびれましたの♪明日もパーフェ…

母のこと(その20)

その時は姉が母の言葉を代弁した。「あ、今聞こえた!『どうせ味もわからんくせになんば言いおうと!』ってよ〜」(どうせ味もわからないくせになにを言ってるのよ、の意)(ものっすごく母が言いそうなセリフ、おほほほ)わかった、父よ。来年から私がゴデ…

母のこと(その19)

桜咲く!いえ、まだ千葉の桜は咲いてませんけど。甥っ子のHくんが第一志望校に合格!ヤッター!この高校は姉の母校で、私もかつて受験した…落ちたけどね。実は二年前に甥っ子Uくんも落ちてしまったいわくつき?の高校だ。よっしゃ、これで五割!(何が?)…

母のこと(その18)

月命日だもんで張り切って?沢山更新。その16からお読み頂ければ幸いです。**************************************台の上に花立てはあったが、まだそこには花を活けていず当然水も入っていなかった。周りにも水分などない。「…お母さん?」「…お母さんだね…

母のこと(その17)

壺の蓋がそっと閉められ白布に包まれて私に手渡された。これから斎場に戻って初七日の法要がある。再び、お位牌を父が遺影を姉が、そしてお骨となった母を私が抱えて車に乗り込んだ。白磁の壺はほかほかしていた。火葬場まで来てくれた親戚も帰らねばならな…

母のこと(その16)

2月19日告別式が終わりに近づき、近親者が棺の母に沢山の花を手向ける。母の兄(埼玉在住の画家でもある伯父)は自分の絵はがきをそっと納めてくれた。「おばあちゃん、お花のベッドに寝てるみたいだね」と小声でドラが言う。平原さんの歌声と花々に包まれて…

ちょっとひとやすみ

空が澄み渡り気持ちの良い晴天!朝から日本も勝ったし(WBC第二ラウンド、対キューバ)、実に爽やか。明日が母の初めての月命日だ。福岡の実家にはこれまでお仏壇がなかったのでこのたび父が購入し、昨日無事に開眼供養もしていただけたらしい。なんだかほっ…

母のこと(その15)

その一通に鹿児島にいる父の親戚から、心のこもった弔電があった。「一度もお目にかかれませんでしたがお電話で何回かお話したときの明るい声が忘れられません。お互いに好きな歌手の、平原綾香や秋元順子の話をしましたね…お会いしたかった」そんな内容だっ…

母のこと(その14)

18日夜は遅くまで弔問のお客様がいらした。皆さんお忙しいのに、本当に有難いことだった。受付をして下さった義兄と姉の知り合いの方々には大変お世話になった。遅い時間の受付は甥っ子たちがやってくれ(ドラもたまに受付に座っていたが…猫よりは役に立った…

母のこと(その13)

戒名のことをその瞬間までまるで意識していなかったせいもある。目に飛び込んできた11文字の持つ引力は衝撃的だった。どの文字も、母が無上の喜びを感じるであろう気高さを漂わせ胸を打つ。家族との短い会話だけでこれほどに素晴らしい文字を選びとれるお坊…

母のこと(その12)

納棺が無事終わり祭壇と会場の準備もほぼ整い、喪服に着替えることにした。大将に持ってきてもらった黒いワンピースに袖を通し、母のブラックパールをつける。二日間寝不足なのに眠気やだるさを微塵も感じなかったのは、やはり気が張っていたせいだろう。遠…

母のこと(その11)

2月18日(水)この日は14時に身内だけで納棺、そして18時からお通夜と決まっていたので午前中は父の家で片付けをしていたと思う。(17日だけで片付けたようなことを↓に書いてしまったが、そんなわけはないな…既に記憶が曖昧だ。しかし私は記憶にございません…

母のこと(その10)

先週の土曜日、友人に誘われて東京ドームに行ってきた。WBC予選・日本対韓国を幸運にも見られたのだ!喪中なのにいいのだろうか…という気持ちも少しあったのだけど、家族や友人に背中を押してもらい思いきり楽しんでこれた。生でスポーツ観戦するのは随分久…

母のこと(その9)

今日はまた久しぶりに晴れて気持ちのいい朝です。日記を更新するよりも買い物に行け、掃除機をかけろ、二回目の洗濯をしろ…と誰かにせっつかれているような気もしますが、ちょっとだけ本日も「母のこと」を更新したいと思います。いつまで続くこのシリーズ……

母のこと(その8)

その写真は6年前、両親と一緒に修善寺に行ったときのものだった。(たぶんこの日記にも多少はその時のことを書いたと思う。)竹林で父と並んでにっこり笑う母。それを写したのは大将だったか私だったか。ドラはまだ3歳だった。「この写真、いいんじゃない?…

母のこと(その7)

そして他にも、姉と私にはやらねばならない大仕事があった。家の片づけである。恥ずかしながら、両親ともに片付けが苦手な上に物持ちが良く(というよりも何も捨てられない性分)、父と母二人で5LDKのマンションに住んでいたのにどこにも空いたスペースがな…

母のこと(その6)

葬儀のことなどは父と義兄がしっかりと手配してくれ、間もなくT斎場の車が病院に到着した。看護師さんたちに薄化粧をしてもらった母と共に斎場へ。遺族控え室に案内され、係の方と一緒に母を抱きかかえて白い布団に寝かせると本当にぐっすりと眠っているだ…

母のこと(その5)

思い出しながら書くとどうしても追体験してしまい、目に汁が。誰もが通る道なのだし最期に間に合ってお別れの時間もあったのだし、決して自分を憐れんだりはしていないのだが…飛行機で福岡に向かった日のことが遠い昔のように思えたり、母の手をさすっていた…

母のこと(その4)

母の枕もとには、父と姉と義兄と私がいた。いよいよ心拍も弱まってきてしまい、父が涙ながらに声をかけた。「母さんよく頑張ったよ。お疲れ様。本当によく頑張った。もう頑張らなくていいぞ」姉も「お母さん、もう頑張らんでいいよ」と優しく優しく母に言う…

母のこと(その3)

元々とろいことは自認しているが、ここまで自分が動けない人間だとは情けなかった。もしかするとなんだかんだと言い訳をつけて、グズグズしていたのかもしれない…おかしな心理状態だが、すぐに行きたいけど行ってしまうとすべて終わってしまうのでは?と危惧…

母のこと(その2)

そんな電話を受けて冷静でいられるわけもないのだが、つい(どうして?どうして?)という思いが頭を廻り自分がすべきこと・すぐに出来ることが見えなくなってしまった。「とにかく行く!」という私に父は「いや、今はICUに入っていてとりあえず安定というか…

母のこと(その1)

弥生三月ひな祭り。先週福岡から戻って以来どうにも空模様がパッとせず、それに引きずられるかのように気分もパッとしなかった。母のことだけでなく、大将(夫・仮名)のことドラ(息子・仮名)のこと、一時にいろいろと重なってしまい心もどんよりしがちで……