スマハイその後のあれやこれや

2002年宇宙の旅(9月1日〜9日の日記をご参照ください)を書き終わって、ちょっと腑抜けになっていたタコスミコです。

タコなりの生活はしておりました。
例えば鹿島スタジアムにアントラーズVSジュビロ戦を観に行ったり、近所のタイ料理屋でトムヤンクンに舌鼓をうったり。
鹿島スタジアムで3万人強の入場者というアナウンスを聞いて「新潟ビッグスワンは5万1000だもんね、勝った」とほくそえみ…。
タイレストランではパパイヤサラダのあまりの辛さに意識が飛びそうになった瞬間「あ、これはプチ宇宙船状態」と感じ…。
…といった具合に相変わらずスマハイは続いておりまして。

あと、読書なんかも少しずつ。
田口ランディ著「コンセント」および「もう消費すら快楽じゃない彼女へ」を続けざまに読了。
どちらもかなり面白かった。
この人の描く世界は日常的じゃないのになぜか違和感がない。
それどころか肌に馴染む。
なんでかなぁ、霊体験なんかまるでないんですけどね。
でも霊能力を持つ人と出会った事はある…そのへんのことはまたいずれ。
よしもとばなな著「ハードボイルド/ハードラック」もサクサク読んだ。
こちらもオカルトっぽいんだけど、ランディさんの作品よりは「物語」という印象だ。
例えるならば『いい仕事してる小料理屋』っぽいというのかな。
どちらも好きだが、ランディさんの方が血の匂いのする素材をどーんと置かれている感覚があって直接的に訴えられた。

そして世の中は。
11日はNYのテロからちょうど一年という日だった。
去年のあの日から、自分は何ができるんだろうという問いと戸惑いがずっとある。
なんの答えも出せず月日が過ぎてしまった。
行動しない事は思考しないことと同じか?などとやや自責するが、せめて思考だけでも続けよう。

お気楽な日記ばかり書いていることもたまに後ろめたく感じる。
けれど生老病死愛別離苦は放っておいてもついてまわるのだから、スマハイな時間を大事にしようと改めて思ったりもする。
ああ尻切れトンボな日記じゃのう。