空蝉日記 その11

もう10月ですな。
ひと夏楽しませてくれたベランダの朝顔も流石に花を咲かせなくなり、暑い日はあっても朝夕に吹く風はすっかり冷たい。

いつまで空蝉でいるつもりか、って話です。
実のところもう空蝉ではなく来年に向けて気持ちを切り替えたところです。
ただしスマコン日記が中途半端になっているのが落ち着かないのであと数日だけこのキャラを引きずろうかと。

でもその前にちょいと書きたいことが。
この一週間は色々な意味で変化があり、考えることも多く多少悩みもしました。あくまでも自分の中で、の変化だから世間的には何も変わっていないわけだけど。

やってみたい仕事があり、説明会&試験を受け面接もしていただき(自分で言うのはおこがましいが)感触は良好だった。
でも残念ながら子育てをしながらでは時間的にやはり厳しいと判断せざるを得なかったので、結果を見る前に選考から外していただいた、という状況。

反省すべきところは自分の詰めの甘さ。
働きたいという気持ちだけではどうにもならない。
下手に責任感が強いので中途半端なことはしたくないし、子供に皺寄せが行くのは嫌だし、自分が犠牲になっているなどとは考えたくもないし。

長いスパンで考え直そう。
今回のことは無駄ではなかったはずなので前向きに。

しっかしなー、条件のあうところなんて本当になかなかないなー。
日常的にはなんとかなっても幼稚園や学校の長い休みはどうすんだ、となると長期の契約はできないからなー。

仕事に貴賎はないけれども少しでも自分の経歴や特性を活かせることをしたい、そして誰かに必要とされたい、なんてのはわがままなのかなー。
子供がいても働いている人はゴマンといるのだから、要は何を目的に生きていくかってことなのだろうな。

そんなことを考えていた一週間でした。

子供はいつか手を離れるし自分もいつまでも若くはないし(既に若くはないけどさ)、周囲の環境が変わらないとも限らないわけだし。
ううむ。

SMAPにウツツをぬかしている場合じゃないんだけど。
だけど、だからこそウツツをぬかしたいのよーという矛盾もあり。
そんなこと言ってる(選択の余地がある)時点で恵まれているのだしね。

ま、空蝉は空蝉なりに日々生きております。
不安は尽きなくても、あれですよ、笑う門には福来ると信じて。