なんくるないさ〜沖縄旅行記 その3

(3日付けからの続き)

ワイシャツ姿で汗だくの大将がドラと私の前に現れたのは出発の15分前だった。
ボディーチェックも手荷物検査も済ませて搭乗口まで5分で行かねばならぬ!

「奇跡だ、間に合った!」
「とにかく早く搭乗しなきゃ!」
「パパなんでこんなにギリギリなのー?」

検査担当の方々は私達の殺気?に一瞬怯んだようであったが、勿論ノーチェックなんてことはあり得ない。
粛々と検査が行われ、関所を抜けた後はひたすらダッシュ

もう。
バカンスなのに、いやん。

というより、この旅行記は初っ端からこんなに字数を費やしているが大丈夫か。
このままではいつまでたっても那覇の朝日を拝めない。

なのでちょっと端折ります。
なんとか無事に那覇空港に降り立ち、一泊目のホテルまではタクシーで。
28日は遅く着いて眠るだけなので、ネットで空港に近いビジネス風ホテルの和室(幼児連れには和室がよかとです)を予約しておいた。
ちょっと調べたところサウナと大浴場もついていてリーズナブル、言うことないじゃん〜と思いきや、到着時刻が遅すぎてサウナもお風呂も使えなかった、トホホ。
まぁ部屋にちゃんとバスルームがあったので問題ないんだが。
ギリギリまで仕事に追われスーツで沖縄便に乗った大将はガックリしておった。

「まー明日からよ、沖縄を満喫するのは!」と軽く慰める。
流石に疲れたドラが爆睡する横で、ひっそり乾杯するカツン大将&ニシオカスミコ(女王様かっ)。

軽い口当たりのオリオンビールを飲みながら「明日からは‘なんくるないさ〜’(大西ライオン風でひとつ)なノンビリ旅といきたいもんだ」としみじみ思うスミコであった。

…んっとにあたしゃバタバタすんのがキライなんだよっ。
出発前の慌しさについて改めて責めてみようかと鞭を握ったとたん(握ってません)、大将はイビキをかきはじめた。

しゃーないか、カツン(誰?)のおかげで沖縄に来れたんだし。
ドラも私もなんとか健康体に戻れたんだし、楽しもう楽しもう。
明日は朝からレンタカーだ!観光だ!ドライブだ!運転手は君だ!

このレンタカーも格安なプランをみつけてネットで予約済み。
29日朝から1日朝まで借りてなんと10,500円!(軽だけど!)
ネットって本当に便利〜♪
カーナビもついて禁煙車で燃費もいいんだから本当に素敵〜♪(軽だけど!)

続く