ゆれた

昨夜遅く、大きめの地震があって肝が冷えた。
もっと大きな地震だっていつ起こっても不思議じゃないのに、心の準備なんてまったくできていないことを思い知る。

だめだなーこわいなーねむいなーいやだなーゆれたなーまたくるかなー…と脳内でへびがとぐろを巻いてしまいよく眠れず。
隣でドラ(息子・仮名)と大将(夫・仮名)は爆睡。
この人たちっていったい…とぐろの中心で疑問符もゆれたのだった。

さて、GWは久しぶりに新潟(湯沢)の保養所に行ってきた。
確か4年ぶり…かと思う。
何が楽しみだったかというと「へぎそば」に尽きる。
2泊3日の旅で3回食べちゃったもんねー!
なんであんなに美味しいんだろうか、へぎそば。
飾りっけのない素朴な蕎麦なのに、いやだからこそ、飽きることなくいくらでも食べられるんだよなー。
ドラもずいぶん箸が進んでたなーへぎそば。

そして新潟といえば米と日本酒ですな、うっしっし。
どのお酒にしようか…と地元の酒屋で日本酒を眺めるのは、広い書店で本を選ぶのと同じくらいワクワクする。
(普通、女性だったら洋服や靴を選ぶときを喩に選ぶ気がするが…)

大将と吟味した結果、今回の日本酒は「鶴齢(かくれい)」でいくことに。
つまみは野沢菜やらお豆腐屋らお刺身やらで十分満足。(老?)
ドラには豚肉とためねぎなどちゃちゃっと炒めて、買ってきたお寿司と並べれば若い8歳児も大満足。

蕎麦に酒とくりゃ、やはり温泉も追及したい。(骨の髄までオヤジなスミコ)

保養所の大浴場も一応温泉だが、なんというか非常にあっさりとした泉質で物足りない。
以前外湯に入ったときもさらっとしていたので、湯沢界隈は単純泉なのかなぁと思っていたのだがなんのなんの!
「山の湯」という、小さいけれど素晴らしき硫黄泉の共同浴場を発見。
珍しくレンタサイクルなど利用して家族で坂道レース(無謀!)をしたものだから、足腰の筋肉がつらかったのだけどここの湯でかなり癒された。

6日は高速道路の渋滞が予想されたので夜出発することにして、昼前に秘湯・貝掛温泉まで足を延ばした。
ナトリウム・カルシウム塩化物泉で源泉掛け流し、飲泉ができてぬる湯や露天風呂もある。
この日は人も少なく言うことなし。
帰路は時間をずらしたおかげでほとんど渋滞知らず、有難や。

次回の湯沢、ドラはいくつになっているだろう。
(自分の年は考えなーい。)