多事雑感

なぜこうも日記が書けないのか。
時間がないわけではなく、書きたいことがないわけでも決してないのに。
あえて言えば根気がない。
根気ってなんだろうね…(誠実ってなにかね、のパクリ)

根気とはこつこつやる心?地道に努力する態度?物事を遂行する気力?
うむ、そんなところだろうけども。
今の自分に不足しているのは「気力」の‘力’という字のあたりだと思う。
なかなか力が出ない。
一時期ほど(詳細に言うとスマコン決定前まで、おほほ)のプレ更年期風プチ鬱ではないのだが、書こうとすると脳みそが白濁する感じ。

しかしその白濁が時々スーッと引いて透明になる瞬間がある。
たとえば先週、筑紫さんが亡くなった報道に触れたとき。
たとえば前空幕長とやらの発言を耳にしたとき。
たとえば無差別殺人がまたも起きたと知ったとき。

こんなボケボケの自分でも何かを書いておかなきゃ、と思う。
どうして悲しいのか、どうして憤りを覚えるのか、稚拙でも誰にも通じなくても言葉を尽くして書き留めたくなる。

穏やかでバランスが良くて、そしてぶれない目。
筑紫さんがいなくなってからのNEWS23は見る気がしなかった。
私は筑紫さんから深い影響を受けていたのだなと改めて気づく。
信頼できる年長の方を、これからも徐々に失っていかねばならないのだと思うと無念だ。
もう40を過ぎているのだから、自分がしっかりしなきゃいけないとは分かっているけど。

少なくともこれだけは今日、書いておこう。
筑紫さんから私たちの世代に手渡されたバトンがある。
それを受け取るに足る器ではまだないけれど、ここで取り落とすわけにはいかない。
なんとか引き継いで次の世代に渡さなきゃならない。

そのためには耳を澄まし眼を澄まし、鈍った頭にカツを入れなくては。

いくら鈍ってても「おかしい」と感じたあのT前空幕長の発言。
あれを私は「二八十一」なのだ。
この暗号(?)が解けた人は昨日の爆問学問を見たに違いない。

あと某兵庫県知事の耳を疑う発言とか。
「給付金という言葉は上から目線だから変えてはどうか」という某自民党内部のご意見とか。
ひどすぎてもはや笑いが漏れますよ…。

ヒョットコ総理(某総理をヒョットコと言ったのは某T中M子さん。コピーライターになれば良かったのに)を当てにはしてないけどね。

たまには心を震わすような言葉を、誰か聞かせてくれ。