K2のKは「奇跡」と「緊張」の頭文字? その1

11月22日(月)、ついにK2登頂成功!
そこで見た景色のことも書きたいけれど、そこまでの道のりについても書き残しておきたい。
その日の夜のスマスマについても叫びたいし、ドラマのこと(主にQ10について)も吐き出したい。

だけどまずはK2への道を。
これを書かなくては舞台そのものの感想やそのほかの感情の発露が立体的にならない気がするから。

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月曜の朝5時起床。
最低限の家事をして身支度を整え、ドラ(息子・仮名)と大将(夫・仮名)を起こし幾つか連絡事項を伝えてから「行ってきます!」と玄関を飛び出したのが6時15分。
電車を一度乗り換えて三軒茶屋に着いたのが7時半過ぎ。
9時前だと劇場の入っているビル自体がまだ開かず、建物の外側に行列ができていると前日に聞いていたが、この日は早い時間にドアが開放されたらしく既に劇場前の空間に行列ができていた。

当日券を求めて連日7時くらいから並び始める…という噂であったが。

この日はどうみてももっと前から皆さんいらしていたようで。
私が着いたときにはもう60人くらい並んでおられた…。

(やっぱりあと30分早くでなきゃだめだったか?)
(だけどあれが限界だよ…)
(昨日は当日券77枚出たんだから、なんとかなるかも!)
(それにしてもなんつう人気だ…平日だよ?)
(平日マチネ狙いでもこんなに来ちゃうのね、やっぱり?)
(私にとっては今日がラストチャンスだもんな、ああなんとか!)
(なんとか観たい!立ち見で勿論構わない!どうにかして観たい!)

焦ったり願ったりしながら小さなスペースを確保し、とにかく待つしかないと覚悟を決める。
もう一度自分なりにカウントしてみる。

多分60人くらい…間違いなさそう。
しかしだ、1人2枚まで買える当日券だから(なんで並んだ人だけじゃないのかしらっ?←気持ちの余裕を失っているスミコの呟き)2枚買う人が多かったら圧倒的にヤバイ!

じわじわと後悔の念が広がってくる。
どうしてあと30分早くでなかったんだ、馬鹿スミ!
だから詰めが甘いんだよ、ドンくさスミ!

先行予約も通常の前売りも補助席販売もすべてふられ、当日券に並ベそうだった日は2回逃し、やっと行動できた昨日(21日)は並び始める時間を甘く見過ぎていた。
だからこその今日だったはずだ、アホスミ!

自分を罵ることに疲れ読書に逃げ込む亀スミであった。

続く