春の伊豆旅行(3)

その2からの続き

【3月28日】
昨日とは対照的な晴天。箱根といえば大湧谷。大湧谷といえば黒卵。(また食べるものかい!)
いえいえ、一度は見てみたかった大湧谷の風景をめざして、いざ出発。
自然遊歩道をドラと手をつなぎ歩く。日頃2〜3時間は散歩しているドラは、延々と続く木や石の階段をものともせずに上っていく。その姿に「まぁあんな小さい子が!」と感嘆する声が何回も聞こえて、ちょっと鼻が高い親ばかなスミコ。
硫黄のにおいがたちこめる大湧谷を眺めながら黒卵を食べる。白身がプリプリしていて美味しい。ただのゆで卵なのだが、ドラも喜んでかぶりつく。
次に向ったのは大トラの希望により「渡邊ベーカリー」。箱根宮ノ下にある、温泉シチューパンが有名なパン屋だ。フランスパンの中にビーフシチューがたっぷりの温泉シチューパンも美味しかったが、梅あんぱんもなかなかいける。
軽いランチのあとはやっぱり温泉!ということで、強羅温泉の「さつき苑」にて立ち寄り入浴。
露天に岩風呂と大樽檜風呂があり、ここを家族風呂として使わせてもらえた。
ゆったり広いスペースに他の人が誰もいない温泉はそれだけでも最高なのに、天気が良いので露天は格別だ。青々とした竹林からこぼれる陽の光と、暖かなお湯の音は3人だけのもの。
これだから温泉好きはヤメラレナイ!
心身ともにぬくぬくとして伊東へ向う。待ってろよ、伊東の湯!

しつこく、その4へ続く。