6月も残すところあと少しとなり、W杯もいよいよ大詰め。
昨日はイングランドVSブラジル、ドイツVSアメリカという試合が行われたが世間の注目は前者に傾いていた。というよりも、「べッカム様」に。

確かにべッカムは色男(死語?)だ。フォトジェニックだ。そしてアイドルっぽい。
でも私はそんなべッカムよりもはるかにカッコイイと思うサッカー選手がいるのだっ!
それは、ドイツの守護神、オリバー・カーン
いわゆる美男ではない。むしろゴツくて猿顔と言われている。「時計じかけのオレンジ」のマルコムに似ていると私は思う。
しかし、彼がゴールの前に立ちはだかり吼えている姿はものすごい存在感と威圧感があり、その迫力に心酔してしまったのだ。
ああ、それなのに。
今朝の新聞ったらヒドイの。カーンの写真は一枚もなく(正確にはモノクロで下半身だけ写っていた)べッカムはカラー。そりゃ、写真をみて楽しむタイプじゃないけどさっ(泣)。

それにしても、W杯の選手達は一様に美しいと思う。
鍛えぬかれた肉体も、そして顔も。
目鼻立ちを越えた美しさは、きっと自信と情熱から成り立っているんだろう。
そこに責任感やプライドも加わってひときわ輝く。
気迫がプラスされれば凄みが増す。
一流のスポーツ選手は皆そうだ。役者もそう。踊り手もそう。顔立ちではなく、内面から来る美。
そんな顔は見るものに恍惚感を与えてくれる。
無駄のない動きに見惚れ、情熱を傾ける姿に感動を覚える。

必死になれるものがあるっていいことだ。
そんなことを改めて思わせてくれたカーン様(笑)、ありがとう。
でも一つショックなことがある。

・…それは・…あのカーンは私よりも若いということだ・…。みえねーっ!!