広島原爆の日に思う

今朝の新聞(朝日)には一面に原爆記念日の記事がなくて驚いた。
中面には特集があったし夕刊のトップは「『報復の連鎖』断絶誓う」という内容だったが。

57年前のことであっても、100年前のことになっても、一面にすべきなんじゃないかと私は思う。
時間がたっていくからこそ、メディアできちんと伝えて欲しい。
若い世代だけではなく、戦争を身近に感じていたであろう年代の政治家にもあらためて「反戦・非戦」の気持ちを呼び覚ましてもらいたいから。

最近本当に暑くて、その上SMAPコンサートに浮かれていてまとまった文章が書けないのだが(恥)今日これだけは書いておきたかった。

私には絶対支持する政治政党もなければ熱心に信じる宗教もない。
(仏教にたいしては親しみと共感をかなり覚えているけど。)
でもひとつだけハッキリと持っている信念がある。
「戦争は絶対に反対」だということ。
どんなに言葉巧みにいいくるめられそうになっても、戦争にだけは賛成すまい。

しかし日本は既に、アメリカに加担していると言わざるを得ない。
個々人が反対しても政府レベルで逆の動きをされてはかなわない。

♪世界の国に先駆けて 戦争捨てた憲法の心忘れず…♪
これは私が小さい頃通っていた千駄ヶ谷小学校の校歌の一部。
世界のどこかで紛争やテロが起こるたびにこの歌を思い出す。

すべての国が戦争を捨てればいいだけなのに。
すべての憎しみがテロという形をとらなければいいのに。
すべてのエゴイズムが少し自重すればずっと良くなるのに。

子供のような素朴な願いだが、「平和ボケ」なんて言葉で片付けられたくはない。
ドラが10歳くらいになったら、原爆資料館に連れて行こう。
一緒に感じて、考えたいから。