スマ番組の感想など…

今週はSMAP関連SP番組が目白押しだった。
16日は木村の「同学年」
18日は中居の「家族会議を開こう」
19日は香取の「世界ユートピア計画」
20日が草なぎの「TEAM」
あら?ゴロちゃんは?(笑)

それぞれの後味は様々だった。
同学年は、別にどうということはない(あっさり切り捨て)。
できちゃった結婚」という言葉に過剰反応するあたりは見ていてゲンナリした。
出来た子供に罪はないのは当然のこと。
自分が心底納得しているのならば、人がなんと言おうと胸を張っていればいいだけじゃんか。アホか(やっぱり切り捨て)。

家族会議は…テーマが「どうして人を殺してはいけないのか」という重いもので、実際に殺意を持っている若者が登場するものだった。
他にも実際に犯罪を犯して服役していた人や、いじめにあって報復した結果その相手(元いじめた側)が自殺してしまった体験をもつ人。
最後には子供を大勢からリンチされた挙句に殺されてしまった母親。

唸るしかないような話が延々と続き再現フィルムが流れ、直視するのがちょっと辛かった。
だがこれはすべて事実だというし、これと同じような(またはそれ以上の)酷い事件は絶えることがないのだ。
そう思うと暗澹たる気持ちになってしまう。
番組としての結論づけは「人の命は修復がきかないのだから殺してはいけない」ということ。
同感だが…例えば自分の子供を殺された親は揺るぎなくそう思えるだろうか。
理性から報復を思いとどまったとしても、毎日が地獄であることは間違いない。

この内容と不思議なくらい似通っていたのがドラマ・TEAMだ。
ドラマとはいえ、考えさせられる度合いは家族会議に匹敵する。
もちろん「風見」を演じるつよぽん他役者さん達の素晴らしさがあってこそだ。
脚本もいいが新味はなかった、それでも深いテーマをしっかりと描いているいい作品だった。

この二つの番組を通して感じ考えたことはまた改めて書きたいと思う…書ければの話だけど。

ユートピア計画はお気楽に見られるトークショー
でも内容やメッセージ性がまるでないわけではなく、自分が居心地のいい場所がユートピアなのよねぇと感じられたし、川辺でテント暮らしをしているオッサン達から違和感なく迎えられて(すごく馴染んでいた)、「久しぶりに芯から笑った」と言う慎吾を好もしく思った。