偽善

いきなりキツいタイトルだ、偽善。
でも私は所詮スマ廃人さ。
「きっかけはSMAP」なおバカさ。
偽善を糾弾する、とか偽善は大人の必要悪さ、とか述べてみたいわけではない。

いえね、昨日ラジオで中居さんがふとこの言葉を漏らしたのですよ、ほっほっ。
今年の紅白では何を歌うのかという話題から(当然freebirdじゃないのっ?)、「世界に一つだけの花」を歌って欲しいというリクエストが来ていることに触れ、「この歌好きな人多いんだね、(自分は)ちょっと偽善っぽい気もして…」というようなことをボソボソ言っていたのだ。

「世界に…」は素直ないい曲(詞を含めて)だと思う。
CDで聴いてもスマコンで見ても好きな曲。
でも確かに、ちょっとばかり素直すぎるというか…「語りすぎ」ているかもねぇ。
言わんとすることを行間を使わず、120%語りきってる感じだ。
昨日書いた矢野顕子の「How Beautiful」と比べたら一目瞭然。
同じ事を言っているのに詞の量が違う。
それが悪いわけじゃない、どちらのタイプが好きかは人それぞれ。

「偽善」っぽくなるのは、その曲をSMAPという(一応は)アイドルグループが歌うから。
あれを泉谷しげるあたりに歌わせたら別物になるはずだ。
歌いたがらないだろうけど。

正しい曲を正しい人が歌う、すなわち偽善っぽい。
(ホントはSMAPってちっとも正しくないんだけど、ははは。)
それを感じて口に出しちゃう中居さん。
その逆説の正しさが好き〜♪
(結局それが言いたかったんかい!)
でもって、いざ歌うとなればちゃんと正しいアイドル笑顔で歌っちゃうのもグー♪
(ただの子リス病ね?)
「(いい曲なんだけど自分が)いい子ぶってる気がしてどんな風に歌えばいいのか」考えちゃうらしいが、大丈夫、バッチリいい人っぽく見えるから(笑)。

しかし小さい声で私は言いたい。
本当の意味で偽善っぽいのは「らいおんハート」のほうだと思うんだけどね?
ありゃ偽善じゃなくて「自己陶酔」か?
もっと小さい声で言おう。
あれが好きだという男は扱いやすい(笑)。あくまでも私見

ちなみに紅白はfreebirdを中心にメドレーで何曲かやって欲しい。
いっぱい見たいから。廃人の煩悩は百八つどころじゃない。