椿姫

今日一日で年賀状(150枚)仕上げた。
我ながらアッパレ!

…いや、昔からお尻に火がつかないと本腰入れない人間でして…
誉められたもんじゃありまへん。
新しいプリンタに随分助けられたわー、やっぱりいいなー新品は♪
技術は日々是進歩しているのねー!

印刷しながら昨日手に入れた「椿姫」のCDを聴いた。
これはかの有名なオペラ椿姫をモチーフにした朗読劇(脚本・演出:土田英生)で、今年数ヶ所のホールで上演された作品だ。
実際に舞台を見に行ったスマ仲間達の評判もおしなべて良く、ぜひ聴きたいと思っていたのでこういう形でも作品に触れることが出来て本当に良かった。
そりゃ生の舞台の方が臨場感あふれているだろうし、草なぎさんの佇まいと共に美しいピアノとソプラノの調べを楽しめたら素晴らしかっただろうが、CDでも作品のユニークさ(非常に内容が面白い!)や草なぎさんのひたむきさが伝わってくる。
次はヘッドフォンで聴いてみよう、きっと味わいが深くなるはずだ。

高校の3年間、放送部で「アナウンス」と「朗読」を中心に活動していた私は「朗読」に対する興味はとてもある。
それに朗読の難しさも多少は知っている…つもり(ちょっと小声)。

いい朗読を聴くと情景がありありと浮かび、それは映像以上に鮮明な印象として残る。
(余談だけど高校時代に先輩が読んだ長塚節の「土」という作品の一節がいまでも耳に残っている。人の声に鳥肌が立った初めての体験だった。)

つよぽんの朗読は(CDブックに書いてあったが)「テクニックよりもっと大事なこと」を重視したもの。
いわゆる上手な朗読ではないけど、とても伝わるのだ…情景と心情とが。

それにしても本当に…いい仕事をしたんだなぁつよぽん
この作品に出てくる「日々是精進」という言葉を自分自身の座右の銘として精進しているつよぽん
「彼の誠実さが技術のすべてだった」「彼の人柄が時間を支配」したと演出・脚本の土田さんに言わしめたつよぽん

素晴らしい。

はぁ…私も少しは見習わなきゃ…年賀状の後は片付けねっ!
日々是掃除…。