古き良きお正月の思い出を唐突に語る

物心ついた時から25歳まで、お正月といえばまずお屠蘇だった。
朱色の盃と古めかしい酒器が用意され、年の若い順に父からお屠蘇を注いでもらって飲む。
我が家は両親と姉と私の4人家族だったので、一番に飲めるのは私。
それがなんとなくこそばゆく嬉しかったのを覚えている。

おせち料理はとりたてて変わったものはなかったが、ひととおり母が作ってくれてぎっしりとお重に詰められた。
数の子が好きだったっけ、それからごまめ。
(当時から酒のみの素質充分だったのか?)
だて巻や栗きんとんも美味しく頂きましたけども。

結婚してからはお正月といえば大将の実家に行くので(…敢えてここでは何もいうまいて…)、私はきちんとしたおせち料理を一人で作り上げたことがない。
せいぜいお雑煮と煮物、紅白膾くらいかな。
全部手作りしようとしたらエライ大変だと思うが…皆さんちゃーんとやっておられるのでしょうか?
やっておられる!という方、尊敬申し上げます!
弟子にして下さい!

また脱線してしまった。

そしてお正月といえば思い出すのがかるた(小倉百人一首)。
綺麗な絵のついた箱入りのかるたを見ると特別な気分になったものだ。

はなのいろはうつりにけりないたづらに…

ひさかたのひかりのどけきはるのひに…

ちはやぶるかみよもきかずたつたがわ…

好きな歌の札がとれないと悔しかったっけ…

来年のお正月は我が家でもかるたを買って、やってみるかな。
そしてお屠蘇も飲もう。
大将の実家ではお屠蘇の習慣がないらしく、長いこと飲んでいない。淋しい。

そんなことをつらつら思うにつけ、なんだか少し自分の中のお正月を取り戻したくなってきた。
結婚して、相手の家の風習やらやり方やらに馴染むのも大事だとは思うけど、それだけじゃ物足りなくなるわけで。

ん?なんかストレス貯まってるのか?

いえいえまぁ、人並みには。
でも同居してるわけでもないので…贅沢だよな。

なぜかテンション低く伏目がちに去る…。飲めば治るかもしれん…。

今日のひとことスマネタ。
ヒゲリスが短髪リスになったらしいが未見。(だからテンション低いのか?)
昔の髪で出ています〜♪の金スマには木村さんと草なぎさんがチラッと登場、これはラッキーチャチャチャ!
深夜のチョナンも予約録画ぬかるまいぞっ!(テンション上がってきた?)