ひきこもリゾート日記(4)これにて終了、の巻

福岡から戻ってもう1週間、そろそろひきこもシリーズも終わりにせねば。
今回は印象に残ったものを覚書にて。

福岡で見たもの。
●映画「双頭の鷲」ジャン・コクトー
ドラ昼寝中にちょうどBSで放送されていたのでじっくり見られた。
いかにもフランス映画、いかにも芸術家の監督作品、であった。
心に残ったシーンはヒロインが馬を走らせている場面で愛馬に問うセリフだ。
「(急な山の斜面が)怖いの?それはお前が恋をしていないからよ!」

●DVD「あるピアニストの軌跡(フジ子・へミング)」
母がCDと間違えて買ったこのDVDは見ごたえの有る一枚だった。
彼女のこだわりが随所に感じられる自宅の様子も収録されているし、勿論演奏も。
以前TVでも紹介されていた波乱万丈な人生も彼女の口から淡々と語られている。
できればいつか演奏会に行ってみたいものだ!

福岡で読んだもの。
●「子どものことを子どもにきく」
読了後姉に勧めたらあっというまに読破していた。
3〜11才の「たかしさん」に父親の「あきらさん」が色々インタビューする内容で実に面白い。
あとがきまで興味深い。

●「伝説のスッチー」
これは姉から借りた本(漫画)。
実在する某航空会社のCAの爆笑エピソードが満載!
何度涙を流したことか・・・もちろん笑いすぎて。

●「生き方、六輔の。」
母に借りた一冊。
自分では絶対に買わない本だけど(大体タイトルが気にくわん)、意外に興味をひかれる部分が多かった。
食わず嫌いはよくない…けどやっぱり自分では買わないか(笑)。

福岡で食べたもの。
●「牧のうどん」のごぼう天うどん
懐かしの牧のうどん!懐かしのゴボ天!(こっちじゃお目に掛かれないのよぉ、泣!)
まいうーまいうー!どーして関東にはないの、ゴボ天っ!

●母の手料理
あんがとね、おっかさん!

ひきこもリゾート一週間はまさに命の洗濯、戦士の休息(?)、くうねるあそぶ。
ドラは帰ってきてからずっとエセ博多弁をしゃべっている。
「これHRと?」「これチョナンと?」
「と」は「〜なの?」という疑問形にする時につける方言だが、この使用法は間違い、ぷぷぷ。

それにしても方言でしゃべるのってこんなに楽だったんだ〜!と再認識。
無理をしているつもりはなかったが、体に染み込んだ言葉を使うと細胞が甦る感じがした。
やっぱり故郷ってもんは…!