「ピンポン」愛してるぜ。

先日購入した映画「ピンポン」のDVDを見た。
本当は中学・高校とバリバリの卓球少年だった大将と一緒に見たかったんだが、休みも無く働いているのでスッパリ切り捨て(酷?)一人でドラの昼寝中に封を切ってしまった。

とにかく好きだ…。
このDVDを抱きしめて眠りたい!と思うほどだ。
愛してるぜ、ピンポン。
買って正解だった、レンタルじゃ満足できないだろうから。
登場する男の子達(といっても役者の実年齢はもっと大人)が誰も彼も凄く良い。
ジャニーさんか?と思わせる竹中直人も、湯婆婆そのまんまな夏木マリも素敵だ。

軽妙で爽やかでストレートなんだけどクサくない。
クドカン曰く「俺がこんなに爽やかな青春映画の脚本書いちゃったなんて…」だそうだ。
原作の漫画も読みたいなぁ、今度ブックオフで探そっと。

全体にコミカルなんだけど、かなり泣けてしまう部分も。
CGの技術的なことなんかサッパリわからんが、絵の面白さは間違いない。
音楽がまた、ねー!
反則だろーよ、そりゃーよー!といいたくなる使い方というかよくわかっていらっしゃる、というべきか。

多分、まぁそれを言ってしまえばどんな映画もドラマもそうなんだろうけど、好きずきだとは思う。
「どこが面白いんだ?」とか「笑えるけど泣く意味がわからん」とか「これは映画じゃなくて漫画そのものでしょう?」とか、つまりは映画ピンポンをあまり好まない方も多くおられるだろう。

しかし私は「ピンポン」や「木更津キャッツアイ」を愛してやまないタイプで、こんな作品にまた出会えたことを狂喜する。
一生クドカンについていこうとも思っている。

早く大将に見せたいぜっ!ぜってー泣くね、ヤツも。ふふ。