微妙な話

ドラ(息子・仮名)の体育スクールで今日、突然見知らぬ方から
「つかぬことをうかがいますけど…」と切り出された。
ドラと同じ年頃の男の子とまだ6ヶ月くらいの赤ちゃんのお母さん。

「はい?」
「以前福岡にいらっしゃいませんでしたか?」
「ええ、住んでいましたけど…」
「高校が…一緒じゃないかと思うんですけど…」
「えっ、〇〇ですか?」
「ハイ!多分同学年」

こういう偶然もあるのねぇ、今度会ったらもう少し話したい。
しかし私は全然彼女を覚えておらず…微妙。
クラスは違ったらしいけど。

もうひとつ、やはり体育スクールでの話。
ある男の子と女の子がマット上で小競合いになってしまった。
どちらが押したとか、そんなことが原因の小さな喧嘩だ。
そこまではまぁよくあるお話。

微妙だったのは帰りがけに女の子の母親(A)が男の子の母親(B)に
「さっきはなんだか喧嘩しちゃってましたね」と話しかけた、すると
「えっ?そう?でも子供同志のことだから!」とB。
「だけど…」

言いよどむ母A。
家政婦は…いや、スミコは実は見ていた。
先に押したのは男の子で、女の子も負けてはいなかったけどその後も軽く蹴られたり髪を引っ張られたりしていたのを。
(普通はコーチがすばやく止めに入る。今日はたまたまそのポイントが死角だったらしい。)
ちなみにこの男の子、他の子にも少し手を出していた。

多分母Aも見ていたんじゃないかな、それで母Bに「ごめんなさいねぇ」と軽く言ってもらえれば気が済んだんじゃないだろうか。
「子供同志の軽い喧嘩」には違いないのだから。

しかし、母Bは現場を見ていなかった。
ず〜っと隣の人とお喋りしてましたからね…(やっぱ家政婦スミコ?)

こういうタイプ、たまにいる。
子供をほったらかして常にママ友としゃべり、何か起きても『子供のことだから』と意に介さない。
こういう人に限って子供に辛くあたる姿をよく見かけたりもする。
そうなると子供も乱暴になりがち…。
家政婦スミコとしては家庭が上手くいってないんでは?なんてことまで憶測しちゃったりする。
(まぁすみません、お下品で…よそ様のことですのにねっ、ほほほ。)

あまりにも子供にベッタリで過保護なのもどうかと思うが、こういうタイプもちょっと…微妙。
子供同志の小競合いは、あってしかるべきなんですけどね。

世の中いろんな人がいる。