春の伊東旅行・両親といっしょ編 その1

まだ家にはスーダラ(母・仮名)が滞在中だが、少し時間が取れたので忘れないうちに伊東旅行についてざっとまとめておこう。

今回は福岡の両親がJRのシルバーパスを使って(珍しく)新幹線でやってきた。
たまたま大将(夫・仮名)が17〜19日まで休暇をとれて、一緒に伊東の保養所へ行くことにしたので両親とは16日の午後3時に熱海で待ち合わせをした。
折りしも梅祭りとかで物凄い人だかりのJR熱海駅、しかし無事に落ち合うことが出来て小雨降るなか伊東へと車で向う。
ドラ(息子・仮名)は祖父母に会ってしばらくは猫をかぶっていた。
人見知りというよりも、慣れない状況はとりあえず静観するタイプらしい。

保養所に到着し、荷物をほどいて一息入れてから早めの夕食をとるため再び外出。
伊東に来たからには今夜はやっぱり魚づくしでしょう!ということで、行きつけの「ふじいち」へ。
決して上品な店ではないんだけど(笑)安くて美味しいので好きなのだ。
立派なさんま、いかの丸焼きに加えて刺身や茶碗蒸し、キンメの煮つけなどが所狭しとテーブルに並べられ両親も驚嘆の声をあげていた。ヨカッタワー。

たらふく食べて部屋に戻り、大浴場の温泉につかる。
翌日の天気回復を願いつつ早めの就寝となった。

翌朝(17日)は願いも空しく朝から雨降り。
旅の疲れもあろうかと、のんびり過ごすことにして朝から温泉三昧だ。
朝食は大将が鯵で出汁を取った本格味噌汁に皆で舌鼓をうち、昼過ぎから「池田20世紀美術館」に出かけた。
ダリやシャガールウォーホールなどの作品も展示してあり、両親は時間をかけて見入っていた。
ドラに「ほら、これがママの好きなシャガールよ、綺麗でしょ?」と耳元で囁いてみたが…
「うん。おなかへった!」という素っ頓狂な返答をされガックリと肩を落とすスミコであった。

一碧湖畔の蕎麦屋で遅めの昼食をとって、夕飯の買い物をして部屋へ戻る。
お酒は各種取り揃えて持参している、今夜は大宴会だ♪

買ってきたカワハギの肝和え、鯵のたたき、山葵漬けにピリ辛れんこん等(酒のつまみばっかりだなオイ!)でビール日本酒焼酎と飲み進み、父と大将はすっかりいい気分だ。

「スマスマを見るんだから酔っぱらいは早く寝なさい」とスーダラ&私に邪魔者扱いされ、男たちは早々に寝床へ。
実に平和である。

その2へ続く