春の伊東旅行・両親といっしょ編 その4

18日(水)朝、今日こそは晴れたか?とカーテンを開けたが…またもや曇天。
雨が降らないだけマシだと考えることにして、朝風呂につかり朝食は「あるをつくす」をテーマに和洋折衷の(つまりは冷蔵庫の整理をかねた)メニューとなった。

部屋の片付けを終えて伊豆スカイライン経由で箱根へ向う。
晴れていれば富士山が綺麗に拝める十国峠でひとやすみしたが、富士は裾野を僅かに感じさせてくれたのみ。
両親にここからの絶景を見せたかったんだけどな!残念だ。

箱根で白濁の温泉に立ち寄ろうかと温泉フリークの血を沸き立たせつつ、関所跡の見学をしているうちにはらはらと雪が舞って来た。
「あら、雪よ」なんて優雅に(?)微笑んでいられたのは最初だけ。
見る間に雪は真剣さを増し、ぶっちゃけヤバイでしょ〜!という状態に。

こうなってしまっては温泉どころではない。
小腹も空いてきたが昼食どころでもない。
一刻も早く雪の箱根を後にしなければ!
だってノーマルタイヤなんだもーん、ひー!四駆でもないしさ、ひー!

箱根湯本までえっちらおっちら降りていくと先ほどまでの雪が嘘の様に空は晴れ、安心すると同時に空腹感がぐっと切実なものになってきた。

どうしても美味い蕎麦を食べたい!と主張する大将の意見が採用され、良さそうな蕎麦屋を探す。
あったありましたよ、ナカナカ立派な店構えの「山そば」。
午後2時をまわっているのに客がかなりいるということは、期待できる。

美味かったんです、実際。
でもね。40分近く待たされたんです(泣)。
あと15分、せめて10分早く出てくればもっと美味しいと感じられただろうに。
空腹は最高のソースではあるが、限度問題だ。

食事を終えたばかりではあるが、次なる目的地・横浜中華街での色々な意味で満足のいく夕飯を胸に描きつつ車に乗り込む。

しかし…ここからの道のりが長かった!
大渋滞していたのだ、どこもかしこも(泣)。
年度末の工事、なんとかならんものかっ(怒)!
ずっとハンドルを握ってくれている大将は疲れの色が隠せない。
後部座席の両親とて、坐りっぱなしで辛かろう…と気が気でない。

その5へ続く。