3月21日〜24日の覚書 その2

その1より続く

22日(土)は母が千葉に午後には戻る運びとなり、私だけ電車を乗り継いで自宅へ帰ることに。
内心「ラッキー♪」とほくそ笑み、嫁ダーとしては「すいません、バタバタして…」と恐縮し、寝ているドラの頭を撫ぜてから出発。

がしかし、帰路は寒さと人込みに耐える数時間になった…。
水戸で乗り継ぎのためホームで電車を待つ十数分の寒かったことっ!
いつ雪が舞ってきても不思議でないほどの寒さ、思い出しただけでもブルブルッ。
やっと乗りこんだ車内は混みこみで結局2時間立ちっぱなし。
車で帰ればこんな思いはせずに済んだはず…1泊で逃げ帰る(?)嫁ダーへのイマシメ?天網恢恢疎にして漏らさず、というやつ?
まぁよい、とにかく帰ったらこっちのもんだ(笑)。

柏経由で松戸からは京成電車を利用…するとなんと途中の駅で父が乗ってきたではないか!
伯母の家が沿線にあるが「まさかいないよね…」と目をあげた瞬間、紛れもない父のグレーのジャケットが。
待ち合わせたわけでもないのに同じ電車の同じ車両に乗り込む確率って、どんなものなんだろう。
「おとーさん!」と声をかけると目を丸くする父。
そりゃそうだ、こんなところで再会するとは予想だにしないもの。
思いがけぬ展開にやはり仏はおわします…と思ったりする単細胞なワタクシ。
おかげで少しだが父と語らう時間を持てた。
JRの改札口で手を振ると父は軽く会釈をして階段を降りていった。
娘が父の荷物を持つという行為は少しせつなく、やや丸くなった背中を見送るとしんみりしてしまった。とにかく元気でいて欲しいものだ。

夕飯材料を買って帰り家に着いたのが正午過ぎ。
一服するうちに母が戻ってきた、今夜は母娘ふたりなので何事も気楽である。
野菜たっぷりの鍋と焼き魚と軽くつまめるものでお酒を一杯だけ飲むか。
話し好きな母は法事で会った親戚の近況を事細かに教えてくれた。
ドラがいると、そちらに注意がいって生返事になってしまうことも多いが今日はマンツーマンなので(笑)しっかり聞き役に徹することが出来る。
義母は息子と孫がもう1泊するので嬉しいだろうし、こちらも親孝行ができるし一石二鳥♪

夜は二人で教育テレビのローザンヌ国際バレエコンクールを見つつ感想を話す。
共通する感性があり、やはり親子よの…と思った。
いい!と思った男の子たちが1〜3位となったのは嬉しかった。

続く