IWGP(SOUPの巻)

IWGP(池袋ウェストゲートパーク)を見た。
「いらない人間なんていない」というセリフは木更津キャッツアイにもでてきた。
ストレートよりも変化球を多用するクドカンの「ここだけはどうしても直球勝負」のポイントなんだろう。

それにしても、IWGPに出てくるおのこはどうしてこう皆がみんな魅力的なんだろう。
長瀬個人にはなーんの思い入れもない私だけど「真島マコト」となると話は別だ。
爽やかキャラな場合の坂口くんよりも「ドーベルマン山井」のほうが心に引っかかる。
クボヅカは…この人の場合はどんな役柄をやっていても「ええなぁ!」と感じるから、もしかすると物凄くファンなのか?(あんまり自覚がないらしい。)「キング」も勿論大好きなキャラだ。

今回はほんのちょいとではあったが、キャッツアイのメンバーもゲスト出演していたし(感涙!)マヨ川崎もエンドロール後に出てきて笑わせてくれたし、やっぱ楽しいわクドカンワールド。
ストーリー自体は本編と違い、深みも厚みもあまりなくて(遊び心は満載だったけど)なんというか…墓場まで持っていきたい作品ではなかった。
でも細かいセリフや登場するすべてのキャラがヒジョーに好きなんだよなぁ。

比喩や暗喩やヒヤカシやマヤカシ、風刺と皮肉と胡散臭さをたっぷり効かせて。
だけど真ん中の『肝』がしっかりしてるから、そんなエスニックソースに負けない世界が出来あがるわけやね。(知ったようなことをいいやがるぜ、へっ。)

クセが強いけど好きな味。これまたご馳走様!な気分でおじゃるよ。
番宣も面白かったし…しかし番宣ってのはあんまり放送前に流さない方がいいのに…って、それじゃ宣伝にならんわなぁ。
警戒心の強い私はビデオに録画しておいて、SP放送後に見た。
それで正解だった気がするのぅ。
番宣といえば、先日終了してしまったスマ夫は本編より番宣の方が見ごたえ(オトク感)があったのぅ…。これもどうかと思うがのぅ…。

すっかり翁キャラになったまま去る。