千葉探訪の休日(2)

12日の晩8時くらいから深い眠りについたドラが朝5時前から起きだして騒ぐこと騒ぐこと…。
夜更しならいくらでもできるが早起きは苦手という典型的都市型人間(うそです、ただの宵っ張りの朝寝坊)の私は、朝からテンションの高いドラが非常に辛い。
耳元で「あさだよ〜!あーいつーはさんじゅー!!」とか言われてもさぁ(泣)。

眠りを妨げられこっちはテンションが下がり「おでかけなんてしたくない〜!」とグレていても3歳児には通用しない。
「ママっ、おなかすいたっ、のどかわいたっ、おしっこっ!」と要求要望の数々を並べられては動き出さないわけにもいかず。
ふらふらしながらリクエストにお答えし、出発の準備をする。
向うのは(只券があったので)マザー牧場と鴨川方面(目当ては温泉とお寿司)。

春休みも終わったからそう混雑していないだろう…と踏んでマザー牧場に行ってみたのだが予想に反して入り口付近は大渋滞。
引き続き弱っているスミコはすでにヨレヨレだったのだが、ラジオのカウントダウンでSMAPの「花」の歌が流れた途端振り付けで歌いだし、気分はマッキーでハモっていたら大将に
「あのさぁ、こんなんで元気になるならCD持ってきとけよっ!」と怒られた…。
今度からそーします(笑)。

あまりの人出にマザー牧場を早々に後にして、昼食は牧場近くの「鹿野山・津多屋」(鰻屋)に初チャレンジ。
地元に根付いたお店らしく、味も接客態度も納得がいった。
そこから鴨川付近の曽呂温泉を目指したのだが、「温泉民宿高鶴山荘」という看板にふらふらと浮気心をだしてしまい寄ってみた。

これが…久しぶりに腹が立つほど大外れ!
お風呂は家庭用かと思われるほど小さく、泉質もホントに温泉かよ?と疑いたくなるようなシロモノで、宿の対応も最悪であった。
払った入浴料は授業料だと思ってあきらめ、改めて曽呂温泉へ。

やっぱり昔から愛されている温泉ってのはいいもんである。
ここには二度目だがぜひまた来よう!と思わせてくれる茶褐色の豊かな湯だ。

怒りがおさまると今度は空いてくる、我等の腹は大変忙しい。
鴨川といえば「笹元」の寿司!
地魚寿司がメッチャメチャ美味しいので迷わずそれを頼み、堪能した。

やっぱりたまにはちゃんとしたお寿司たべなきゃね…という結論に達し、大将と「ホンモノ」の素晴らしさを語り合った休日であった。