那須旅行記(6月7、8日) その1

今回も、仕事が大忙しなのにコマメな大将(夫・仮名)がネットでやすーい宿を探しあて、急遽予約し出かけた行き当たりばったり旅行。
那須高原のペンション…だという。珍しい。そういえばドラがおなかに居たとき「ラ・カンパーニュ」という那須のペンションに泊まったっけ。
帝国ホテルで修行したというシェフによる美味しい料理&充実のワインを楽しみに行ったのだが、つわりでほとんど食べも飲みもできなかった苦い思い出があるんだっけ…。
そのとき大将は一人で嬉々としてフォアグラ食べたりワインがぶがぶ飲んだりしてたんだっけ…(突然ジト目になるワタクシ…)。
それはさておき。

今回は「ヴィンテージ倶楽部」という、これまた食事&ワインが充実というフレコミの宿である。
露天風呂などもなかなか良さそうだが、宿泊料金が(正規の)半額以下なので実は少し危ぶんだ。
正直、あまり期待せずに行ったのだ。しかし、だ。
ちゃんとしてましたねー。お料理も(量は少なめだけど中年には充分さ、笑)美味しかったし、お風呂がこれまた素敵で。

貸し切り露天風呂は岩風呂と檜風呂のふたつ。内風呂もペンションの割には広い。
中でも檜の露天は二重丸!なんでもJR東日本の中吊り広告にも以前載ったという‘旅心くすぐる風呂’なのである。
そこで、氷を張った桶に竹筒の冷酒を浮かべて竹の盃で日本酒をいただきやした。
へーへー、そりゃもう極楽でござんした!温泉ではなくて麦なんとか石(忘れた…)の湯(一応イロイロと効能があるらしかった)ではあったが、そんなこたぁ気にせん気にせん!といいたくなるようなシチュエーションで。
ドラも露天の開放感&檜の香りを満喫していた様子。(なにしろまだ出ない!ずっとココに居る!とあんまり主張するのでやや手を焼いた。)

部屋は(多分宿泊料金の影響はそこに出たのであろう)、まったくフツーの和室で特筆すべき事はなかったが、宿の御夫婦のきびきびした対応はまことに感じが良かった。

さすがにカップルが多かったが(ペンションだもんな…)、家族連れでもさほど浮くことはなく助かった。

宿以外の話はまた明日にでも…つづく。