同窓会

福岡に帰ってきて3日目。
今日は大学時代のサークルの友人二人と大学のある駅で待ち合わせをした。
懐かしい景色、懐かしい友人たち…なのだが景色のほうはかなり変わっていた。

東京転勤になったのはもう12年も前のことだからな…。
それ以来あまりちゃんとした「帰省」というものをしなかった(できなかった)こともあり、すっかり浦島太郎である。

それでも大学の敷地内には思い出深い場所も残っていたし(学祭前にチケットを売りさばいたあたりだとか、チャペル前の芝生だとか)、よく通っていた喫茶店(その名もストロベリーフィールズ)だとかにも行けてしばしタイムスリップができた。
ドラ(息子・仮名)がいたので、あまりゆっくり感慨にふけるということはできなかったけれども。

友人たちも雰囲気は当時のままで、そりゃぁもちろん現役の大学生には見えないが(笑)不思議なほど「あれから流れた時間」を感じなかった。
それぞれ子供がいて当時とはまったく状況は変わっているというのに。

図々しくも学食でランチを食べながら、ふいにそのころの友人(それも18〜22歳くらいの姿のまま)が現われそうな妙な感覚に襲われたりもした。

こういう場所はたまに訪れるからよいのだろうな。
次にいつ来られるか分からないが、少しでもいいから懐かしい匂いを留めておいてほしいものだ。