今日は8月6日の日記を書こう。

今朝、58年前の広島に黙祷する母を見てドラが尋ねた。
「なんでのんのんしてるのぉ?」
「むかしね、戦争でいっぱい人がしんじゃった日なの。もう戦争なんかしちゃいけないってお祈りしてたんだよ」
「ふぅん…戦争ってなぁに?」

ドラとの会話のテーマは時としてひどく難しい。
戦争について原爆について、3歳児に理解できるとは思えないながらも、できるだけ易しく説明してみた。
ドラは眉をひそめて聞いてくれたがすぐに積み木で作った貨物電車で楽しげに遊び始めた。

…そんなもんだろうな、まだ。
私だってすぐに日常に戻る。暑いさなかにドラと散歩してバテそうになったり、TVを見て笑ったりした平凡な一日だった。
(余談ですが今日の「トリビアの泉」に出てきた「タイでは天然記念物のカブトガニを食べる」ってのは、私実践しちゃったことありまして、へへ。数年前、バンコクの屋台で焼きカブトガニぱくぱく食べました。すみません。同行者たちはバタバタと腹下しをおこしていたようですが、私はまったく大丈夫で。鋼鉄の胃袋を持つ女…と呼ばれた記憶がうっすらと。でもあんまり美味しいもんでもありません。あ、そんな問題じゃないのか?)

NHK・スタジオパーク阿部サダヲに惚れなおしたり。
録画した昨日のぷっすまのクサナギ画伯の作品群に圧倒されたり。(あの太ったタツノオトシゴのようなど根性ガエルとかね。もはやアートといっても過言では無いハクション大魔王とかね!)

一日の終わりにもう一度ヒロシマを思うのは、どことなくとってつけたような行為かもしれない。
だけど思わないよりはマシなはずだ。
忘れないことが繰り返さない事の第一歩。