明日から…

仮面嫁ダーになります。明日から17日まで。たかが2泊3日…されど2泊3日。
なんだか天気もパッとしないし、玉姫の気配もするが、がんばれ女の子。
(あ、年齢問わず「女の子」使っていいのはキョンキョンだけでしたっけ、Nさん…笑。)

「村上ラヂオ」(村上春樹著)読了。
このエッセイは雑誌ananに掲載されていたもの。いくつかは掲載されたものを読んだ記憶があった。(ananなんてもう滅多に買わない…どころか手にも取らないので、多分美容院かどこかで見たのだろう。)
するすると読める。時々ニヤリと笑える。たまに吹き出す。読後感が心地良い。
この人の小説はもっと深みやらエグ味やら悶々やらがあるが(でも文章はあくまでもスマートで透明感があるんだよな)、エッセイは単純に気軽に楽しめるので夏の昼下がり向きなのだ。

もう1ヶ月以上たってしまったが、帰福した際にスポンジ(姉・仮名)に借りて読んだ重松清さんの「流星ワゴン」のことも少しだけ書いておこう。
いいです。泣きます。切なさといっても色んな種類があるが、重松さんの描く切なさは現実のほろ苦さと一片の救いという甘さの配分が絶妙だと思う。
この物語は御伽話的な要素も多く、有り得ないような設定なのにそれが少しも気にならない。とにかく文章が上手い。嫌味がない。構成もスバラシイ。手放しの礼賛(笑)!
そうだ、「定年ゴジラ」も読了していたんだった。これも重松清さん(講談社文庫)。
こちらは流星ワゴンよりもぐっと現実的設定。でも独特の切なさはもちろん内在し、おもしろうてやがて悲しき…されどあったけぇ…と言いたくなる読後感がたまらない。

また重松作品を読もう。間違いない!(ノリさん口調)

では、いってきまーす!