今日はもうひとつ。9月11日といえば…

今日はどうしても2年前のことを思い出さずにはいられない。
毎日スマに浮かれて宇宙酔いが続いているとはいえ、新聞やニュースを目にすれば現実世界と直面する。

テロに屈しないために…と正義の御旗を掲げてイラクに踏み込んだ国々は、今でもそれが正義だったと主張を曲げないのだろうか。
正義の戦争なんてものはありえず、聖戦の思想も不幸でしかないのだと確信できる人は、どれくらいいるのだろう。
朝日夕刊に掲載された大江健三郎氏の言葉を噛み締める。

「暴力をしずめる言葉を作り出すことこそ文化だったという、苦しい反省」

この記事はずっと保管し折に触れて考えよう。

毎日スマネタばっかり書いてる場合じゃないんだよな、本当は。
だけれども。
世の中にこれほどまでの不幸(戦争)があるのとは対極の、宇宙への旅(平和)なのだとも思う。
色々な意味で運が良いからこそ享受できる幸せだと感謝しながらスマネタは続けます(笑、結局それかいっ!)、あしからず…。

今日はもうひとつドラネタも。
「明日何の日か知ってる?」と昨日突然言われてビックリした。
まさか知らないよな、9・11…と思いつつ「なに?」と聞くと。

「ビーだまの誕生日なのっ!」そ、そうなのかぃ!
「あ、そう〜。じゃお歌でも歌ってあげる?」
「ちがうよ!明日はね…ここはもうパーティーなの!」

ここはもうパーティ…そのフレーズがとってもツボよ、ドラ。

そんなドラの、明日は幼稚園の説明会だ。
2時間ほどの説明会の間、初めて私とも大将とも離れて遊ぶことになるようだ。
がんばれよドラ。
独り立ちの第一歩だ。

夜はベランダから二人でお月見をした。
「月にはなにかいると思う?ドラ」
「うん、いるよ」
「なにがいるのっ?」
「あのねぇ。ライオンさん。小さなライオンさんが3びきいるんだよ」
「へー!そうなんだー」
「そうだよー、3びきでいっつも遊んでるんだよー」

月にはうさぎ。
そんな話も知らないドラには、月のライオンがよく見えるらしい。
ドラにはドラの宇宙との交信方法があるのだろうなぁ。

暴力をしずめる言葉のヒントは、子供の空想の中にあるのかもしれない。