激痛の理由?

木曜日午後6時、大将帰宅。
有り得ない早い時間にパパが帰ってきてドラ小躍り。
「今日はパパ具合悪いからおなかに乗って暴れたりしちゃだめだよ、やさしくね?」
「ふうん…風邪なの?」

具合が悪いといえば風邪という発想しかないドラである。
「ま、そんなもん。とにかくあんまり騒いだりしないであげて」
「えぇ…うんわかったぁ…」

パパの様子がいつもと違うと察知したのであろう、近頃のドラにしては珍しく聞き分けがよい。

おかゆ少しとトリ鍋の野菜だけ食べて薬を飲み7時過ぎに大将は就寝。
ドラに絵本を読んでやったり電車ごっこをしたり、いつものように過ごしていてもなんとなく気が重いスミコであった。

だがドラと話していると気が紛れる。
「今年はサンタさんに何を貰いたいってお願いするのー?」
「えーっとね…300円!」
「え?」
「300円だよ」
「300円…貰ってどうするの?」
「ママにあげるんだよ…」
「(ちょっとホロリ、笑)ありがとう!そっか、くれるのか。じゃぁママなに買おうかなぁ?」
「なんでも買えばいいよ!(胸を張るドラ)」
「そ、そうねぇ…」
「牛乳とかさ!」

ね?
気が紛れることこの上ないでしょ?

ドラが9時半頃寝たので片付けをしていると大将が起きてきた。
やはりまだ右脇腹が痛いらしい。
白湯を飲むと少し落ちつく。
牡蠣で中った時もそうだったっけな…一度救急車呼んだっけ…なんてなことも思い出す。

大将がパソコンをいじり始めた。
「そんなことしてないで寝たほうが…」
「ちょっと症状を調べたいから」

うちには家庭の医学ないもんなー、パソコンって便利だなぁ…なんてなことも考える。