ドラの災難

私が体調を崩しても全く影響なく元気だったドラが、火曜日に吐きまくった。
実は週末から下痢したりちょっと吐いたりしていたのだ。でもとにかく元気で熱もなく咳や鼻水など風邪の諸症状もなく遊びまわっているので、まぁ少し様子をみるか…と思っていたのである。
しかし火曜は日中3回も吐いた上に夜中も調子が悪くてぐずったので、昨日久しぶりに小児科に連れて行った。
ついでに自分も(いい加減病院の薬を飲んだほうが良かろうと)一緒に診察してもらう。

ドラはおそらく風邪だろうと診断され、吐き気止めの座薬と腹痛の薬をいただく。
「風邪が治らなくて…」と訴えた私に優しいS先生はニッコリ笑ってこう尋ねる。
「喘息だといわれたことはないですか?」
「えーと、気管支は弱いんですが喘息と言われたことはないです」
「そうですか、前に気管支炎でこられましたよね、あの時の薬は効きましたか?」
「はい」
「あー。あれね、喘息の薬です。喘息…ですね」

知らんかった。私は喘息だったらしい。でも治りかけなので薬を飲んで無理しなければ大丈夫みたいだが、ハハハ。つーかその時教えてよS先生っ。

で、ドラの方は。
帰宅してすぐにと指示されたので座薬を入れる。
数ヶ月の赤ちゃんだった頃に一度やっただけで、物心ついてから(もうついているんだよな?)初めての座薬である…そりゃもう大騒ぎさ。

「いやーっ!!コワイー!」
「やめてーっ!!」
「だめーっ!!」

知っている限りの拒否のコトバを叫び、涙をこぼしている哀れなドラを見て一瞬ひるむ。
しかし、これを入れてやらんことには吐き気が治まらないわけで。
何を食べても飲んでも(水ですら!)吐いてしまうので一日で頬がこけて奥二重がくっきり二重になっているわけで。

心を鬼にして「ちょっとだけ我慢よ〜!」「大丈夫よ〜」となだめすかしてなんとかスポッと。
ちゃんと入ったのに違和感があるのか「やだぁだめだよぅ、きもちわるいよぅ…」とぐずり続ける可哀想なドラは微妙に横坐り。
その姿にちょっと吹きそうになったことを正直に告白します、すいません(笑)。

辛い思いをした甲斐あって、ドラの吐き気は治まり食欲も無事復活。
昼寝中も泣いてたけど、「やだよぅやだなのぅ!」って。可哀想に。もう座薬は使わないでいいように祈ろうね、ドラ。

こんな話の後にナンですが、今日はハニー木村の誕生日。
31歳おめでとう!