昨日の出来事

その日のことはその日のうちに!
とはなかなかいかず、いつもズレて書いております。
映画キャッツの感想もいまだに仕上がらないし。
ま、来年もきっとこんな調子だと思いますがどうぞよろしくお願いします。
(年の瀬の挨拶だけは早めにしたかったとみえる。)

で、昨日は。
親友タルーラ(仮名・日本人)と久しぶりに会って話ができた。
彼女はまもなく旦那さんの転勤のため姫路へ行ってしまうのだ。
今までは会おうと思えばいつでも会える距離にいたので、逆に安心しきってあまり頻繁には会っておらずつくづく勿体無いことをした。
高校・大学からの親友が、お互い故郷を遠く離れて偶然にも電車で20分のところに住んでいたというのに。
今は携帯もあればPCもあり、会わなくても近況を伝え合うことは容易にできる。
それでも直接会ってお茶を飲んだり話したり、最小限の遠慮と気遣いだけでくつろいだ時間を過ごせることは得難いことだったのだと改めて感じた。
初めての土地で暮らすのは、楽しみもあるがストレスも多い。
私の人生と経験と魂を込めて言う(これはもちろん店長@MLSのパクリ)。
ボチボチやってくれ、タルーラ。
ヤレヤレなことが続いたら連絡してくれ。
そしてスマを見たら私を思い出してくれ(ってのは冗談だ、笑)。

そして昨日。
大きなニュースが流れた。
ついに自衛隊イラクに派遣すると日本の首相が会見したのだ。
武力行使をしない、戦争に行くのではないと幾ら言ってもそれを額面どおり受けとめる人がどれだけいるだろうか。
日本が巻き込まれなければいい…というのではない。
首相がアメリカの攻撃を支持したときからイラク戦争に国として加担しているのだから。
しかし武装した軍隊が戦地へ行くというのは、これまでとは比べ様もないほど戦争に深く手を染める行為だと思う。誰も何も保証できない行為だ。

スマだドラだ友達だクドカンだ温泉だ…と呑気なことを書き続けられる国に住んでいたい。
日々の生活に追われても銃口に追われたくはない。
生老病死愛別離苦の哀しみに時として泣いても、殺したり殺されたりするほどの憎しみと怒りに泣きたくはない。
それを利己的だと言われたくもない。
武器による解決を望まず戦争を正当化しない人を首相と呼びたい。

考えれば考えるほど空しく切なくなるが、「野太く」やっていきたいと思う。