ドラのテクニック

昨日の朝ドラから「ねぇママ、今日はお誕生日でしょ?オメデトウ!ママとけっこんするよ♪」と唐突にプロポーズされた。
えーとえーと。誕生日には間違いないがママは今日やっと結婚可能なスウィートシックスティーンになったわけではないし。スマの前では永遠の16歳だけどさ…。
そういえば私も昔「パパと結婚する!」なんて言ってた時期もあったっけ…。
なんぞとボケと郷愁の雲海にひとり包まれていたらばドラがもうひとこと。
「ねぇ、けっこんってなに?」
知らないのかよっ!!

夕方少し腹痛がしたので「ちょっとだけ休憩するね」とこたつに寝転がっていたら「ママ、だいじょぶ?むりしちゃだめだよ…」と言って枕(のつもりのプーさんクッション)と掛布団(のつもりのハム太郎タオル)を持ってきてくれる。
ジーンとして「ドラありがとう、やさしいね!」と感謝した。
するとドラはニヤリと笑った。
「きょうだけねっ!」
今日だけかよっ!!

こういう‘上げて下げる’テクニックってゆーんですかね…いつどこで身につけたんだか。

今日はユーミンのセルフカバーアルバム・FACESの中の「瞳はダイアモンド」を聴いて「この歌好き!だって曲がすごく美しいから!」と力説するドラ。
‘ウツクシイってナニ’ってオチか?と用心しつつ「美しいって意味わかる?」と訊いたら。
「うん、きれいな音ってこと!」とマトモなお答。
でもまた一言多かった。
「あのさ、スマップにもダイアモンドって曲あるよね?」
「え?…もしかして…ダイナマイトのこと?」
「そーそーそー!」
今度はそうきたか…。

ところで大将は多忙なわりにスマドラマをよく見ているのだが。
つよぽんドラマの‘妻が家出してしまう設定’が心に引っ掛かっているらしい。
まぁ確かに家事分担なんてほとんど期待できないし、ドラと過ごす時間もなかなか取れない。
でも最大限努力してくれているのがわかるし、愚妻が家事を手抜きしてスマにうつつをぬかしていても見逃してくれるので(笑)いい亭主だと私は思っている。
そんな気持ちを知ってか知らずか、「どうしよう急に出て行かれたら…」と呟きこちらに振り向くので何かと思ったら。

「出て行く時はドラも連れてってね♪」

おーいっ!!
君等はオチなしではいられない親子かよっ!!