ネギにあらず。

もう寒くてたまらん。
あの哀しき旋律と冬の日本海の景色は今夜の寒さを何百倍にも膨らませ、あの美しき人たちの憂える瞳は切なさ辛さをキリキリと胸に刻みつけ、あの強き人の強き眼は日本海の荒波さえも砕くような迫力を漲らせ…すべてが、厳しい冬に似合い過ぎている。

暖房らしい暖房してない部屋で見てるからただでさえ寒いのにーっ!
それでもまた終了後速攻リピしてしまう砂マニア。
そんな格好で女をつけて行ったら目立つでしょうとか、そんなゴミ捨てを人に頼むなんてムチャでしょうとか、つっこみどころはあるんだが。
画面が切り替わるときに今西と和賀の顔が重なりすれ違う見せ方とか、定食屋の心和むシーン等でつけてみせる緩急とか、そして初回もそうだったように‘本物の風景’が訴えてくる力に引っ張られ、ドラマの世界に引き込まれる紛れもない恍惚感を得られて満足。

はぁ…なんだろうねぇ、熱燗を飲みたくなるねぇ…なにしろ出てくる人達が‘あぶったイカ’みたいな味のある大人が多いからねぇ…。

突然‘イカ’の喩えなんかしちゃったのは、今朝ちらりと見たタモリ@いいとも増刊号の影響大。
曰く「20代の男って1〜2枚皮をむいたネギみたいな臭さがあるだろ。」
OH!わかるわかるその感じ!
ネギ好きだけど(笑)!青い感じねー!新鮮でいいんだけどそのままじゃちょっとね、って感じ!ネギ臭い(笑)!うまいなー!

ありゃ、話がそれてる。
書きたいと思うことは沢山あるのに今日もまとめられず。

大河のこともちょっと。
今日の新選組!は一瞬HRを見ているような気にさせられるシーンが幾つかあって(重厚な大河ファンには眉をひそめられてるかもしれないが)やっぱりいいなぁ、好きだなぁ三谷っ!とこちらも満足、ああ幸せな日曜日。しめくくりにワカチュキは相応しくない(笑)。よってこれは明日以降だな。

うーむ、それにしても寒い。家の中でフリース3枚重ね着して膨らんでるってのはどうよ?
本当に熱燗いっちゃおうかなぁ、一人だけど。
いやいや、ノドが痛むからホットミルクにしておくかいのぅ。
ああ炙ったイカが食べたい。
渡辺謙さんは、流石独眼流を演じきったマナコであるよなぁ…とまた砂に心がさらわれる。
ああ炙ったイカ・・・キリがない!