甘い話、苦い話

17日は大将(夫・仮名)の誕生日だった。
嵐のニノとモー娘の辻ちゃんと同じ、どっちにも似てないが(当たり前だっ)。
当日、ドラ(息子・仮名)とケーキを買いに行った。
ショートケーキを幾つか買おうとしたのにドラがどうしてもバースデーケーキがいいと主張するのでやむなく一番小さなイチゴのホールケーキを選ぶ。
ドラの熱い希望によりピンクのミニバラも買う。
パパ思いのいい息子か…と錯覚しかけが、ケーキは半分以上、イチゴは結果的にすべてドラのものとなった…ドラも私も「甘かった」ってやつだ、チッチッ。

それでもパパにあげるんだ、と絵を描いたりするのはなかなかいじらしい。
なぜだかかたつむりとメロン、チョコレートとうめぼしの絵だったりするんだが…まぁ息子からならば何でも喜ぶこれまた「甘い」パパなのでよかろうて。

次の「甘い」はやっぱりきたか、のスマネタ。
先週土曜のスマステ〜ッ!ジタバタしたいくらいスウィートな人達がっ(笑)!
なにしろスマが複数画面にいるとそれだけでデへデへする私なもので、ただでさえ月イチゴローデザートワインなコーナーざんす。
NYで回転木馬に乗るゴロちゃん!馬車にも乗っちゃうゴロちゃん!
それを胡散臭そうに見つめるシンゴ!リアクションキングのシンゴ!
大好きだぁこの企画!
さらにチョナンまで登場しちゃって今度はみんなまとめてモスクワですってぇ〜?
ああ私の群れスマ大甘モードが止まらないっ!!

それにひきかえ新選組!は急激に甘さを振り落とし、もはやほろ苦いのを通り越しハッキリと苦い。でも文句なしに面白い。
「次は俺だ」の鴨(佐藤浩市)の目ときたら…滅びゆく人の脆さと美しさを表現して余りある…あれには参りました、惚れました…。
来週が凄く楽しみでもあり、考えるとズシリと辛くもあり。

現実の苦い話は枚挙に暇がない。
多国籍軍参加だ?出生率低下だ?欠陥隠しに資料隠しだ?
だんだんとそんな苦さに慣れてしまい味覚障害に陥っているのではないだろうか、今の日本は。
理解できないことはバッシングして、わかりやすくて泣ける話には飛びつく傾向が顕著な気がしてならない。

「いつになっても新しい時代はこんぜよ」
まったくですよ、坂本さん。
「腹踊りでもして憂さを晴らすしかないろー」
そうなんですかね、坂本さん。

てなわけで私は今日もスマで腹踊り。