プール開き

昨日はドラの幼稚園で待ちに待ったプール開きの日だった。
N幼稚園は真剣にスイミングをやらせるなどという方針とは程遠く、単なる水遊びをするだけなのでドラ(息子・仮名)は大喜びで帰ってきた。

「ねぇ明日も晴れる?明日もプールある?」と繰り返し聞いてくる姿を見ると、なんとかあまり雨が降らない7月でありますようにと願ってしまう。
(本当はあんまり空梅雨でも困るんだが…。水不足の大変さは福岡の異常渇水を経験したので身に沁みている。)

水遊びとはいえ普通に園庭で遊ぶより体力は使うようで、帰宅しておやつを食べた後に珍しく昼寝を始めてしまった。
ま、しょうがないか…と思ったのが甘かった。
ドラは昼寝後の寝起きが異常に悪いヤツだってことを忘れていたのだ。
2〜3時間眠らせればスッキリ起きてくれるが、そんなに眠らせると夜なかなか寝ずに今度は朝ぐずぐずになってしまう。
睡眠と登園のリズムを崩さないよう小1時間で起こしたら、もう手がつけられない。
「眠いのー!」「抱っこ〜!」「暑い〜!」「寒い〜!」「ごはんなんかいらないからずーっとずーーっと抱っこしてぇっ!!」などと泣きわめく。
このワガママ坊主め!そんなこと言っておきながらすぐに「おなかすいた、早くごはん!」と尊大な亭主みたいな台詞を吐くくせに。
オトナゲのない私は半分本気でムッとするが、とりあえずは御希望の‘ずっと抱っこ’をするしかないわけで。
そろそろ満足したか?と抱っこ解除するとまた泣かれたりするわけで。
こういうときに、一人っ子だからワガママ放題になっているんじゃないか?親として甘過ぎるんじゃないか?なんて思ったりするわけで。
相変わらず自信のない子育てだ、すぐに「なるよーになるさ」と開き直りはするけど。

昨晩とても綺麗な夏の月が出ていた。
案の定今日も良い天気だ、ドラはきっとプールに入っているに違いない。
そうするとまた昼寝しちまうんだろうか。
さて本日の闘いやいかに(笑)。

それにしてももう7月ですなぁ。
夏は夜…月の頃はさらなり闇もなほ蛍の多くとびちがひたる…なんて季節だわと思っていてもすぐ秋は夕暮れ…となってしまいそう。
それにしても私には‘冬はつとめて’だけは理解できんです、清少納言さま。
冬の早朝なんてでーっきらいだぁ!
しかし夏は夜、これには心から賛同する。
雨など降るもをかし。