自己嫌悪 その1

先週プールを楽しみにしているドラのことを書いた直後に幼稚園から電話があった。
「少し熱があるのでお迎えに来てください」
ありゃりゃ。ハリキリすぎたか?ドラよ…。
迎えに行くと思ったよりも大丈夫そうで「電車で帰れる!」と言う。
午前中は元気にプールで遊んだらしいのだが、給食を半分以上残してだるそうにしていたのを担任の先生がすぐに気づいてくださり、園のベッドでしばらく寝かせてもらったのが良かったようだ。
早退した金曜日と翌土曜日はゆっくり過ごさせたところ、日曜は「パパとママと一緒にカラオケにいく!」と言い出して聞かないほど元気が復活。
ドラえもんやちびまるこちゃんの歌を嬉々として歌う。お得意の「トイレットペッパーマン」も「ダイナマイト」もノリノリで聞かせてくれた。
またあまり興奮させすぎてもアカンだろうと1時間そこそこできりあげ、帰宅して早めに寝かせたのだが…月曜の朝、熱もないのに「幼稚園はおやすみする」とごねる。
これは早くもサボり癖?まさか、幼稚園で何かあったのか?などと色んな思いがグルグル。
あまり無理強いするのも良くなかろう、今日のところは様子をみるか…と休ませるも、なんとなくモヤモヤしてしまう。
目の前にいるドラは元気はつらつぅ〜なのである、どう見てもズル休み。
いいのかそんなんで。やっぱりワガママを許し過ぎてるのではないか?小さいながらも「決まった時に決まった場所に行く」という訓練をしはじめたんだから、もう少し親としては違う態度をとったほうがいいのでは?なんていういつもの疑問がふつふつと。

気持ちが定まらないまま子供に接するのは良くない。
「元気なのに休んでるんだから」と、いつになく厳しくひらがなを覚えさせようとしてしまった。
夕方になってドラが38度近い熱を出した時に激しく後悔。
やっぱりどこか調子が悪かったんだな、それなのにズル休みだと思いこんで厳しくするなんて酷いよな、だいたい自分が相当いい加減な人間なのを棚に上げすぎなんだよ…と自己嫌悪に襲われまくった。
高校生だった私が「学校に行きたくない」とプチ登校拒否症状を示した時に母は「じゃあ休みなさい、行きたくないのに行ったって何もならない」と事も無げに言って休ませてくれたことを思い出す。
母に関しては語り尽くせぬ様々な感情を昔から抱いているだけに、この器の差はまたしても私を落ちこませる。

その2へ続く