冬の台風・発表会、そして流山

この週末はまったくおかしな天気だった。
12月に台風!(みたいな暴風雨)、去ってのちは24度まで気温が上昇。
そんな土日を使って、ドラの幼稚園では発表会が行われた。
思えば運動会も秋の遠足も台風に見舞われたN幼稚園…台風男か台風女がいるのか?

それにしても運動会でも驚いたことだが、保護者たちによる席取り合戦が物凄い。
何しろ一番乗りは5時から並んだと言うのだから…5時って、朝のではない。前日夕方の、5時。
アリエナイ!
韓流スターのお出迎えも真っ青なんじゃないだろうか?
のんびり型の我が家はかなり後ろの席からの見物になったがまぁまぁ見ることはできた。
夢の中でまで練習していたドラはその甲斐あってリズムに乗ってパキパキと旗振りダンス(せかいじゅうのこどもたちが)を踊り、大きな口で「サンタクロースがやってくる」を歌っていた。
それぞれに精一杯の幼稚園児たちはみんなみんな可愛らしかった。アッパレ!
それに反して自分の子供が登場しない時は席を立ったりお喋りしたり、拍手もちゃんとしない一部の親たちは大層憎たらしかった。喝!

強引だけれど親つながりで新選組!を語る。

三谷さんもインタビューで語っていた近藤勇の父性。
「当初、香取さんがあんなに父性を感じさせる人だとは思わなかったので、大きな収穫でした」
そうだよな。すぃんごさんは長く私に母性を感じさせる人だった。
それが明かに年上と思しき加納に対してさえ堂々たる父性で相対する。
相手の逡巡、これからの立場を瞬時に慮って覚悟を決めて笑いかける。

遠藤周作の「沈黙」を思い出させるシーンだった。
「踏みなさい」
そのときの、踏絵に描かれたキリストの微笑みもかくや…と。
すぃんごさん!立派になられて!

有馬役の古田新太との場面も良かった。
ジー!立派になられて!(そりゃ違う…)

沖田とも周平とも父親の顔で別れを告げる。
でも副長には「友」の顔で抱き合う…あれは誠に美しきラブシーンだった。
愛しき友だもの…うう、うう、ううっ!!

沖田と斎藤の美形ツーショットの別れもたまらなかったし。
左之助と新八とのカラリとした別れも印象的だった。

語っても語っても尽せぬ思いでありますよ…そのうち流山にお参りに行ってしまいそうな自分が、やや怖い。