おぬしまだ組!を語るつもりかッ(自分を叱咤)

昨夜遅く、「愛しき友よ」をDVDに移動させたついでにまた見てしまった…なにかしら言い訳しながら何度でも味わいたいのさ…この反芻ぶりにはきっと牛も真っ青さ。あ、一晩に4回も5回もビデオをみるという山本副長にはかなわないかもしれない(笑)。

少しは平常心を取り戻したので最初から泣きっぱなしということはなかった。
だけどふでさんの「近藤勇!良く戦いました!」から、また堰を切ったように。
風車の捨助はあの世でも「呼ばれもしないのにやってくるのが捨助ですよ!」とかっちゃんの前に現れるんだな、とか。
尽忠報国の士、あっぱれなり!」と叫んだ左之助と交わした局長の笑顔はやっぱりすげぇな、とか。あの台詞は桜田門外の変の鴨と同じってのが効いてるよな、とか。
改めてすべてが深く沁みる。

そしてなんといってもカーテンコール(ミタニンがスマステHPでそう呼んでいた)の見事さ。
映画のようなラストシーン。
まさに珠玉でありますよ、この大河は。

私が10月5日に渋谷のNHKスタジオパークで見かけたのは左之助が空を見上げながら局長を思うシーンと、容保公が斎藤一に名刀を授けるシーンだった。
前後の展開は当然知らなかったし台詞も聞こえないモニター画面をその時は少し上ずった気持ちで見ていたが(その理由はまたいずれ)、それらのシーンを最終話で目にして鮮やかに種明しをしてもらったような、フィルムのとんだ古い外国映画を綺麗につなぎ合わせて字幕も入れてもらいようやく理解できたような、懐かしい人に出会えたような、なんともいえない気持ちになった。

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と、ここまで昨日書いていたのにUPできず。
「その時歴史は動いた」と「大当たり勘九郎劇場」を見ていたので。

土方歳三函館に死す。
(ここで幕府方と和睦などしては)「地下で近藤と相まみゆるをえない」でまた浅葱色の涙がホロリ。
としとかっちゃんの顔がどうしたって心に浮かぶのだもの…ううっ!

勘九郎劇場でのすぃんごさんは局長には見えなかったが(普通に「おかあさんが」なんて仰せで。公式の場では母が、と言って下さらんか…)でも和装が板についていて風格があり、そこに大河の一年を感じた。
終始緊張気味のすぃんごさんを平助父が愛しげに見つめておられる、それだけでも嬉しく楽しい番組だった。

で、総集編のスポットCMがまたあーた!嗚呼まだまだ浅葱色〜!