参観日とW杯予選のあった夜中に 1

昨日はドラの参観日だった。
もうすぐ年長さんになるゆり組の子供たちはみんな背も伸びて顔つきも少し大人びて、確かな成長を感じる。
先生のお話もおしなべてよく聞いている。
お当番さんたちが先生からの指示を一生懸命やりとげようとする姿は思わず目を細めてしまう愛らしさ。

「せっかくおうちの方たちがいらしてますので一緒に『かまくら』を作りましょう」と先生がおっしゃる。
画用紙に描いたかまくらに、細かく千切った白い紙を雪に見立てて貼り付けていく。指で直にのりをつけてちぎりえをつくるなんて久しぶりな感覚で楽しい。なんだか無心になれる(家でもやっちゃおうかしらん)。

進級にあたっての諸注意のあと参観は終了、ドラからは「早く帰りなよー!バイバイキーン!」と冷たくあしらわれガックリ(人呼んで黒ドラ)。
しかし最近よくドラから名前を聞いていた仲良しの「あおとくん」にも会えたので満足さ。
初めての男友達、あおとくんはクラスで一番背が低い。ドラはその次に背が低い。これが本当のどんぐりーずだ(笑)。
どんぐりーずは額に手を当てっこしたり(熱をはかっているのか?)こそこそ内緒話をしたりと微笑ましい。
友達と〜呼べる幸せ〜♪

帰りのバスから降りるとドラは「ママ、今日は来てくれてありがとう」なんぞと殊勝なことを言いホッペにチューしてくれた。
この女泣かせめ(人呼んで白ドラ)。

夜はドラとサッカー観戦。なぜかとっても愛国主義?のドラは「絶対ニッポンが勝つ!きたちょうせんはだめー!」と気合が入っている。
まだルールもろくに理解していないくせに臨場感にぐっときたらしく「ママ、いまからここ(埼玉の競技場)に行こうよ!おうえんしなきゃ!しんごちゃんもいるし!」と大興奮。
一点リードのまま前半が終了したので「もう寝ようね」とTVを消すとかなり不満そうであった(が、その割にはすぐに寝付いた)。

その後は一人TVの前で絶叫するミーハースミコ。
大黒選手、全然存じ上げずスイマセン。
交代で出てらしたときは「誰よーこの蛍原みたいなオカッパはー!」とまったく信用してませんでしたスイマセン。
厳しい試合に勝てたし両チームのサポーターともにマナーもよかったようだし、応援団長すぃんごさんはファルコンみたいで可愛いしすっかりいい気分で寝たのだが。

夜中にドラが突然の嘔吐。何度も激しく吐き苦しんでいる。

2へ続く