ムンク顔はつづく

なんだか↓の日記は思わぬ方向に話が転がってしまったが。

もう少しだけ「依存」について。

私は自他共に認めるスマ依存症だ。(んなもん自他共に認めてどーすんねん!)
いい具合に距離をとって付き合えばお酒もスマも体にいいはずなんだが、依存すると喜びも悲しみも幾年月…もとい、喜怒哀楽のふり幅が大きくなりすぎるのが困ったところだ。
お酒の禁断症状は出たことがないがスマに関してはもう手遅れ。
依存症だと自覚しているだけかろうじてマシか、という状態だろう。

えー。
できるだけ家族に迷惑をかけないよう依存生活を続けたい所存。(そういう総括でいいのか?)
伊良部先生@空中ブランコ&インザプール…の魅力は依存する心を当たり前のように認めているところなんだよな。しかもちっとも偉そうでなく。自らも注射フェチで相当アンバランスな部分を持っているから説得力があるというか。
何にしろ責めずに受容することはカウンセリングの極意。

スマ中毒の私だが本や映画や舞台にも興味は大いにある。
良いのか悪いのかわからないが。
なんせ全てお金はかかる、現在稼ぎのない私にとっては頭の痛い問題。
でも昨日は、近所の映画館でたまったポイントを使ってタダで(ココ重要!笑)名画を鑑賞できた。
「五線譜のラブレターDe-Lovely」

作曲家コール・ポーターの生涯を描いたこの作品はなんといっても音楽が素晴らしい。妻(リンダ)との愛と葛藤は普遍的な哀しみを内包している。なんて、手垢のついた言葉でしか表現できず口惜しいが。
尊敬する日記書きの方が名画だと評されていたのでずっと観たくて、しかし幼稚園から連絡が入ることもあるため日中あまり遠出はできず、観そびれていたこの映画。
歩いて10分の映画館にやってきてくれて有難う(喜)!
サントラ、買うぞ〜!タダで観られたんだもの〜(嬉)!って、結局浪費するのかよっ!とツッコミつつもあの珠玉の音楽を手に入れるためなら惜しくないと確信している。
いいのいいの、アル中になりかけながら(違)働いていたかつての自分の稼ぎだものッ!いやぁ〜順調に預金は減るもんですなぁ(汗)。

エンドロールも誰一人立ち上がることなく鑑賞し名画の余韻に浸っていた私にとって、数列前に座っていたオバサマ方の一言は衝撃的だった。

「いい加減な人だったのね〜!」(主人公のことを指して)

嗚呼。映画館でもムンク顔(泣)。