歌舞伎デビューその2

少し時間が空いてしまったが11日の日記の続きをば。
舞台の感想は概ね「その1」に書いたので今日はその他のことをちょいと。

初歌舞伎観覧は3階A席からだった、いやー歌舞伎ってのは演目と席によって随分とお値段が違うのだなぁ。
今回は1等席が20,000円、2等席だと14,500円、3階A席は6,500円で3階B席が3,500円。一階桟敷席となると22,000円ざますオーホホホ!(誰?)
一幕見(800円位〜)だとか学割も一部あるらしい。
そんなこともお勉強ざます。

3階からだと花道がほとんど見えない。
席が密集しているので荷物の置き場にちょっと困る(桟敷席だと掘りごたつ式になっていて足元が大変楽チンなんだそうだ…)。
幕間にお弁当を食べられるってのも風情があって結構なものだがこちらもピンキリがござる。勿論3階席で豪華襲名弁当を食べてもよろしいがいかんせん席が狭くて食べ辛いかも(笑)。当日私が買ったのは桜寿司(千円也)、このくらいでちょうど良うござった。

幸運なことに今回は3A席でも2列目だったので花道もちらりと見えてお得感たっぷり♪十分楽しめたでござるよ、有難や有難や!

だけどやっぱり憧れは桟敷席。一生一度は行ってみたいな桟敷席。桟敷弁当つまみつつお酒も少々頂いたりして。葛きりなんかもお願いしたりして。となるとその時は一張羅のお着物よね。煌びやかな役者さんたちに流し目送られたりして?にゃは♪
果たしてそんな日は来るのだろうか。ん〜、まぁ夢ってことで!

すっかり妄想劇場になってしまった、軌道修正っと。

観劇中、ふと思ったことがある。
最近どうにも近隣の国々から嫌われている日本国であるが。
諦めずに色々なレベルでの話し合いが必要だと切に感じるのであるが。
そして全ての国における教育の重要性と責任を改めて考えるのであるが。

嫌いだと感じる心は生理的なものだからそれを変えるのは並大抵ではない。
ただ、嫌いであっても尊敬できるという場合はある。
嫌いじゃないが尊敬などまるでされていない(つまりは御しやすいと受け止められている)よりむしろ国家間では前者のほうが望ましいのではないか。

日本のダメさ加減には日本人自身がゲンナリしている感はあるが、日本にだってこんなにも素晴らしい文化と伝統がある。
そして中国にも韓国にも目を見張る芸術などが沢山ある。

今こそ相互に尊敬を。
それにしても嫌われるのって悲しいことだ。