空蝉日記 その14

オーラスからも一週間が経過。
空蝉の羽におく露の木がくれてしのびしのびにぬるる…のは袖じゃなくて秋空でおじゃる。

さて空蝉として05スマコンのことを余すところなく書けたかというとそんなことはまったく無いが、この辺でケリをつけねば。
結局明日からもスマネタてんこ盛りで書いちゃうんだろうけど、ほっほっほ。

ライブでいかに5人と愛し合ったか(ここ、爆笑ポイント)…は一応さらっと(さらっと?)書いた気がする。
ライブ前後の楽しい語らいはなーんも書けてない、えー皆様その節はありがとうございました!(それだけかよッ)

今年のライブは「2年ぶりに逢える!やっと逢える!」という高揚感で始まり「オーラスに行けねーでやんの…」という寂莫感で終わるのね、と国立終了直後は思っていたがちょっと違った。

9月29日。確かに東京ドームに行けないことは寂しかったが、なんだろなー、本当に‘魂’はスマ友と共にオーラス参加させてもらったように思えたのだ。

信じるものは救われるというべきか、バカにつける薬はないというべきか判断に迷うところだが。

あ、バカでいいんだな。バカなバカンスだったんだもんな。
バカなスミコはオーラスの朝に心優しき友人たちに感謝して嬉し涙にくれたことを最後に告白します。

いやはや。
幸せな62DAYSでした、スマ&スマ友の皆さんありがとねッ!
来年もその先も…できることなら末永くよろしくお願いします!

そして昨日、遠方のスマ友から10年前のビデオが届けられた。
送っていただいたのは「スーパー情報最前線」という、95年当時のSMAPに密着した番組。
全然見覚えが無かったので見逃していたんだろうな、当時はまだスマの番組を録画なんてしていなかったし。

これを、10年後であっても見られてよかった。
いや10年後にこそ見られてよかったのかもしれない。

自分達を模索している(当時は森くんもいたので)6人が6人とも若くて華奢で脆そうでまだまだ少年で。
いかにもアイドル。
いつ解散してもおかしくない風情のアイドル。

でも誰よりも細っこいリーダーがこんなことを言っていた。

「誰もやってないことをやらなきゃいけない」
「子供騙しのアイドルにはなりたくない、大人も騙せるアイドルでいたい」

10年後。
おっさんたちになったアイドルは日々、誰もやっていないことをやり大人も騙せる5人となっている。

SMAPに拍手!