ドラと見るSMAP その2

(その1からの続き)

「どーしたのママぁ、かおがまっかだよー?」
「泣いたからだよ」
「どーしてぇ?」
「だってゴロちゃんが上手くてさぁ、だって死んじゃうからさぁ」

我ながら実にバカっぽい返事だ…。

直後に笑っていいともが始まった。
ナカイさんを見て、とたんにニコニコしていたらドラに言われた。

「あー天気になった。さっき雨ふってたのにね」

やはり母は名のみ。バカスミですんまへん。

飛鳥へ…は、バカスミにしては珍しく速攻で編集しDVDに焼いた。
同じDVDに忘文も入れた。それだけじゃ泣けて仕方ないので月曜いいとも・シンゴロー毛づくろいの図もおまけに。

ゴロちゃんって昔はスカしてたんだよな。
それが若い頃にはカッコよかったんだけど、年齢を重ねれば格好悪いカッコよさにも通じかねない諸刃の剣。
今はそんな部分が自然に抜け落ちて格好いいカッコ悪さが彼を包んでいる。
思い切り顔を崩して笑うゴロウさんが好きだなぁと思う。
色々あったけど、だからこそそんな顔になったしそんな演技をする俳優さんにもなったのだろう。
いい年のとり方をしている人を見ると嬉しくなる。見習いたい。

プラレールに飽きたドラが「ねぇなんかおもしろいテレビないのー?」と聞くので先日の黒バラを再生。

「これなにー?」
「まぁみててごらん」
「あっ!ナカイクンだ、ピアノひいてる!すごーい!」
「凄いよねー♪」(興奮するスマヲタ1)
「ねぇこれブリブリマン?そうだよね?」(興奮するスマヲタ2)

札幌バージョンのブリブリマンに大喜びするドラ。
それを見て大喜びするスミコ。

「ナカイくんっておふざけくんだねー♪」
「そうだねー♪」

とっても幸せなスマヲタ親子。

ロングドレスバージョンとどちらが好きだった?と埒もない質問をすると。

「さいしょのほうかなー」
「へー、どうして?」
「だってかみがちゃいろかったから」

ほほお。そーいうとこがポイントになるとはね。パツキンは嫌いかえ?

夜のバスタイム
ドラによるブリブリマンオンステージが繰り広げられた。

わたしはおんなだけどもぉ〜♪と歌ってふとドラが訊ねる。

「ねぇ、ナカイクンってほんとうはおんなのこ?」

いいえ男の中の男です!…とも、最早どちらでもいいのです!…とも答えずにうふふふふーと気色悪く笑うバカスミであった。