ウラスマが似合う季節

薄ら寒くなってくるとウラスマを聴きたくなる。
温かいハーブティと共にオレンジ、ひと駅歩こう、それじゃまた…あたりが部屋に流れると秋が深まる気がする。
そしてBEST FRIENDまでくるとドリスマDVDを見たくなる。

しかしここ数日はそんなスマ三昧をするわけにはいかず。
なんせドラとベッタリマンツーマンだったから。

先週木曜日に「市原こどもの国」へ遠足に行ってきたドラは、翌金曜が毎度お馴染み‘お疲れ休み’。
土日は大将が札幌に出張だったので何をするにも二人。
ドラが眠った後に一人の時間を満喫する。

満喫といっても外出などはできないのでつい安易にTVをつけてしまうんだが。
それにしてもこの週末は楽しめる番組が多かったな。

GORO'S BAR(山下達郎の物真似をするゴローさん☆最近コドモの部分が出てきちゃったと語るゴローさん☆)。
僕らの音楽(スマの踊りが揃わないのは応援したい!と思わせるための策略だと大法螺を吹くすぃんご☆)。
土曜スタジオパーク(フクチョの口から久しぶりに「香取くん」という言葉を聞いてヘラヘラ、ミタニンのメッセージにニヤニヤ)。
野ブタ。をプロデュース(すいかの木皿さん脚本。脇の余白=遊び部分が特に好み)。
スマステ(黒澤監督を語る太田さんええなぁ)。
黒バラ(ヨシズミ最高っ)。

10月からのドラマは初回を見逃し既に出遅れてしまったものもあるが、元々あまり楽しみなものがなかった。
野ブタ。は一歩リードした感がある。
いじめと人の悪意を核にしてストーリーが進むのだろうか。
重いテーマを扱うからこそ、ああいった遊びの部分(カラス天狗とか猿の手とか清志郎演ずる本屋とか)が活きてくる。

前クールの女王の教室は、見ごたえがあったけれどもそういった余裕がドラマ自体にあまりなくて最初のうち辛かったんだよなー(自称おばあちゃんの篠井英介さんが出てくるとホッとした)。
しかし天海さんの演じた阿久津先生の言葉は印象深い。

「想像できる?」
いい加減目覚めなさい

色んな場面で、色んな人たちに問いかけたくなる言葉。
と同時に自分にも常に投げかけなければならない言葉。
10年後の日本を想像できる?
いい加減目覚めなさい…と誰に言ったらよいのやら。

昨日は(夜まで失念していたが)結婚記念日だった。
あの頃私たちは11年後の想像なんてしていなかったさ。
時々、初心を思い出すとしよう。