カウントダウン その2

(6日の日記から続く)

担任の先生方(女性4人)および体育担当の先生(男性1人)がそれぞれ「なんでも二人一緒じゃなきゃイヤな仲良し女の子二人組A・B」「典型的な真面目な子C」「うっかりあわてんぼうD」「典型的なイタズラっ子E」のキャラを演じておられたが、対する園長・ゴッドマザーNが彼ら彼女らに毒舌を吐きまくる。

「AちゃんとBちゃんは他にお友達いないの?」
「Cちゃんは真面目すぎてホントつまんないわねー!」
「Dちゃんに結婚のことだけは言っちゃダメよ♪」
「Eちゃんったら辞めちゃったGちゃん(実在の先生)が好きだったんなら早く言ってくれれば良かったのに?」

猛毒すぎる台詞はどこまでが脚色なのか最早誰にも分からない。
チョーさんもまっ青だ。

A〜E役の先生方はこんな攻撃にもめげず、舞台上でお絵かきしたり体操したりお弁当を食べたり4クラス分の早回し発表会をしたりとてんてこ舞い。
ベタベタ二人だけの世界を作るAB、良い子メガネでにこりともしないC、ハンカチと間違えてパンツを遠足に持っていこうとするC(ベタだ…)、調子に乗って力強い前転を3連続でした挙句に舞台の横壁にキックして穴を開けたD(これはお約束ではなくて事故!N園長まっ青!)…などのようにキャラを演じきっておられた…。

コテコテの脚本?とドタバタぶりに唖然としながら、全身に色んな痺れが。
しかし会場はかなり沸いておった。
ううむ、皆様笑いに飢えておられるのか。
それとも熱演ぶりに胸を打たれたのか。
私も壁に穴が開いた瞬間は爆笑したが。

いずれにせよ「結婚のことは云々」言われていたDちゃんことまつ組担任、キョウコ先生にとりわけ私はお疲れ様でしたと申し上げたい。

安心して子供を預けられる貫禄、明るさ厳しさ温かさを兼ね備えたキョウコ先生。
有難うございました。

ドラ(息子・仮名)は卒園式で先生に渡すお手紙にこう書いていた。

「きょうこせんせい。わらったかおがだいすきです。ぴあのをひくところがだいすきです。」

私も大好きです。
N園長の毒なんかに負けないでー!

でもN園長も子供を愛してくださる優しいところをたんとお持ちの方だということは書いておかないとな。
かなり強烈な性格なので(←失敬)驚くことも多かったけど。

謝恩会から帰宅したのは5時前だった。
N幼稚園劇団、上演時間も熱く長かったわけだ。
いやはやお疲れ様でありました…。