超無限大・飛翔(それ10年前のテーマだよ)その1

12日の横浜は昼過ぎから恐ろしい天候に見舞われた。
耳をつんざく雷鳴。
銀と青、金と白を混ぜ合わせた空を裂く稲妻。
情け容赦まるでなし、本気度200%の集中豪雨。

…ひょっとして中止なんて、アリ…?

一瞬そんな疑問が心に湧き上がってきたが、必死で打ち消す。
だめだめ!弱気は封じこめてとにかくあると念じよう!
私的スマコン初日なのだ、ずっと待っていたのだ、生の5人に逢えることだけを祈ろう!

祈りながら念じながら、ライブ前に友人のお見舞い&お祝いに行く。
(数日前に新横浜から数駅離れた病院で友人がご出産、なんと目出度い!)

あまりの雨と雷で予定の時間がずれ込んでしまったが(何しろ傘を差しても合羽を着てもビショビショになるくらいの激しい雨&行く手を阻む雷サマの唸り声)、なんとかホヤホヤの赤ちゃんとも対面させていただき幸せな気持ちをおすそ分けして頂いた。

そこから日産スタジアムへ向かう道中、少しずつだが確実に天気が回復していったので「さ〜すがはSMAP!」と唸る。
でも本気で直前まで「初のライブ中止」が検討されてたらしい、そりゃそうだよなーあの天気だもんなー、あの雷雨は半端じゃなかったもんなー。

入場開始が遅れたため、スタジアム入口は例年にも増してどこもかしこも人・人・人。
最後尾がどこなんだかもわからない行列が幾重にも連なり、しばし呆然。

7万人超だもんな・・・しかし皆さんこの天気で、よくぞやってきたもんだ!
その点には感動するが人混みはどうしたってキライだ。
生スマに逢うためでなければ絶対にこんな思いはしたくないし、しようとも思わない。
電車もあちらこちらで止まっていたようだし、スタジアムにたどり着くまでに数多くの人たちが散々な思いをなさったはずだ。

試されているのか?

アナタはそれでもスマコンにいきたいですか?
雨が降っても槍が降っても、首都圏通勤ラッシュ並みもしくはそれ以上の大混雑を入退場で強いられようとも、そんな難行苦行のあとに行き着いた座席がスタンド後方で、ステージのスマよりも夜空のほうが近いような気がしても、それでもスマに逢いたいですか?と。

毎年その試練は過酷になっている。
この10年の私のスマ熱は深まるばかりなので他の皆様のことはわかりませぬ。

でも私自身の答えは定まっている。

どんなんでもよか!
あえればよか!
それだけでよか!