京都と姫路に行ってきました その6
姫路駅近くのショッピングモールやデパ地下を‘旨いもん獲得’のためにハンターのような目で歩き回る大将、の巻き。
まずは一軒目のデパ地下で焼き穴子を試食。
まじまいうー!と盛り上がったところに売り子さんが「ごめんなさい、今日の販売分は全部売り切れちゃって。明日またどうぞ♪」
俺たちに明日はない。
涙をのんで退場。
次の店へ向かう途中、こじんまりとした寿司屋の店内に‘お土産用穴子寿司’の文字をめざとく見つけた大将に「買ってくれ〜」と泣きつかれる。
はいはい、買いますよ買いますよ。
小腹が減っていたので明石焼きを食す。
出汁でいただくたこ焼き、ああ久しぶりの食感♪
お次に目指すは明石のタコ。
二軒目のデパ地下で立派なタコと遭遇し、大将がホクホクと購入している間に再び出てきてくれたタルーラとスミコは立ち話。
‘御座候’の回転焼きをタルーラが並んで買ってくれる。
(つぶあん美味しかったー!)
タルーラはお土産用にと大吟醸(米のささやき)を選び、配送の手配までしてくれた。ホントありがとねー!
会社用の生菓子(玉椿)も手に入れてようやく買い物終了?と思ったら、大将が明石のタコに保冷剤を付けて貰っていないと判明し慌てる。
ナマモノですからねー、しかもイイモンですからねー、ダメにしたら勿体無いし無念すぎる!
すると大将は一目散でまた土産物売り場に。
「播州名産・風味しょうゆ・うまみ」とビール数本を手に戻ってきた。
ス「どーすんの?」
大「食うの」
ス「新幹線で?」
大「そっ」
ス「だって切ってなかったよね?」
大「大丈夫、なんとかなる!」
そんな会話をする両親に呆れてか、ドラは駅構内にあった姫路城の模型に気付いて駆け出した。
「あー!唐津城だー!」
ドラよ、唐津城ではない。
それは3月にじーちゃんばーちゃんと一緒に行った佐賀のお城だ。
今日行ったのは国宝だ、世界遺産だ…。
おのれの家族に脱力しつつタルーラと別れを惜しむ。
お見送りありがとね、また今度ね〜!
その後は当然のごとく、のぞみ車内で宴会。
穴子寿司はドラも大いに気に入りバクバク食す。
大将は豪快に明石のタコを引き千切る。
一瞬他人のフリをしたくなったが、食べてみたらこれがもう旨いのなんの!
あっという間に完食。
盛り沢山すぎて忙しかったけど、美味しくて楽しくて嬉しい旅でありました。
(終)