ドラ息子の話

運動会日記に書き忘れたのだがうちのドラ息子は、50m走直前にどんな顔をしているのかとこっそりスタートライン近くに見に行ったらば、体操服のズボンを‘まえうしろ&うらおもて’に履いていた。
ひとつもあってないその履き方はどうなの。
今それを指摘したら焦るやもしれん、とグッと我慢。
あとで「ちょっとちょっと、ズボンおかしいよ!」と言いに行ったら「知ってるよー」と涼しい顔。

どういう神経しよっとかいね?
ありゃー絶対、大将(夫・仮名)の遺伝子だ、私じゃなか。
大将もたま〜に黒いポロシャツを裏表に着てたりするからな。
オトコは身だしなみだと昨日いいともで中居様も仰ってたわよー(あのうそつき閻魔ジジイめ。ツートンのくせに可愛いってどーゆーことだ。)

学校の自由帳にもいまだに‘線路と迷路’ばっかり描いているドラ。
しかしこれに関しては、もしかしたら私の遺伝子かもしれん。
この間ふと思い出したのだが、私は小学生の頃‘古代の遺跡’とか‘とんからりん’とかに嵌っていた時期があり、当時そういう絵(地下宮殿とかお宝埋蔵地図とか遺跡見取り図)ばっかり描いていたのだ…あーあ。

家で黙々と机に向かい何かを書くドラ。
また線路か?と思ったらば今度は「おさかなくんシリーズ」だった。
これは、ドラが6歳になる直前から書き始めたお話(本人的には絵本だとのこと)で、主人公の「おさかなくん」が様々な冒険や体験をする話(でも何かを食べることと遊びに出かけることが圧倒的に多い)で、すでにシリーズは22作まで出来ている。
記念すべき?第一作はこんなふう。

「あるひおさかなくんがおきると、あかちゃんがいません。
どこだとさがしました。
あっわかったといいました。
たびにでてるのです。おしまい。」

そして昨夜書き上げた最新作がこんな感じ。

「おさかなくんがおふろにはいるのまき。
おさかなくんがしんぼうしていることがあります。
おふろにはいることです。‘どうしようかな’‘やっぱはいろう’
はいってみました。(みずぶろ、きもちいい〜)
しゃわーもやってみました。
おふろあがりはドライヤーだね。
ほかには、のみもの。
ほかには?
うっ、おしっこするのわすれてた。
ねよっと。おやすみーーーーー。おしまい。」

ドライヤーやシャワーや布団(らしきものたち)の挿絵つき。

おさかなくん、ドライヤーは無問題なのか。