寒い!でがんす。その1

週末にこたつとクリスマスツリーを出したでがんす。
リビングがすっかり冬仕様になり、甘酒なんぞを毒見中?でがんす。

でがんす喋りでおわかりやもしれませぬが、昨日「武士の一分」を観てまいったでがんす。
平日の11時からの上映分だったからか時代劇だからなのか、年齢層が非常に高く…前の座席のお婆様がしきりと身体を揺すったり、その隣のお爺様が咳き込んで止まらなくなったりで、「だ、だいじょうぶでがんすか?」と背中をさすりたくなりながら鑑賞したでがんす。

木村さんが映画宣伝の折、充実感に溢れたお顔で「あとはご覧になる方が受け取って下さい」と仰るので、しかと受け取らねば…と正座して観ているような緊張感に包まれていたこともあり、そのような周囲の状況もあり(喋りながら途中入場なさるオバサマ方もおわしたでござる)、集中しきれなかったのが残念至極でがんす。

しかし、観終わった時には感謝の念に包まれておったでがす。
このような佳き映画を作ってくださった監督・スタッフ、キャストの皆様に畳に手を付いてお礼申し上げたい気分でがんす。
本質的には文芸大作とか派手な話題作とかいったものとは程遠い、しみじみとした正しい日本映画で…どこにも無理無駄がなく、奇をてらわず飾り立てず、それはまるで映画に出てくる三村家そのままの「清貧」な世界。
丁寧に拭き清められ、愛情を込めて手入れのされた古く堅固な日本家屋のような映画だったでがんす。

想像以上にくすっとなる場面が多くその点もとても魅力的、とにかく徳平(笹野さん)ラブでがんす。
すっかり徳平目線(旦那様と御新造が愛しくて大切でたまらんという目線)で映画を観てしまったでがんす。

もう一度、今度はもう少し気持ちを落ち着けて(できれば環境的にも気が散らない状態で)観たいと思うでがんす。
それまでに封印していた宣伝番組とか雑誌とか制覇&整理せねばでがんす。
しかし今日はスマライブDVDのフラゲ日でがんす、焦る。

ところで今朝はドラ(息子・仮名)のマラソン大会を見てきた。
空気も順位もお寒かったが(トホホ…)、最後まで頑張ったからヨシとする。
そのドラ、木村さんが出演した報ステ映像を見て「これ誰?」と。
「木村くんだよ」と教えると憮然として「ダメだ!髪を伸ばせ!」と言い放っていた。
ロンゲ好きは母譲り…しかし短髪でもキラキラハニーだったでがんすよ?

続く