新ドラマのあれもかきたいこれもかきたい その1

華麗なるハニーの華麗なる番宣をほぼ全て華麗に捕獲し、華麗なるラムちゃん(満足度200%)を作成した上で臨んだ華麗なる第一話。

副音声かと思うほど多く挟まれるナレーションと、壮麗な家具調度品の中にあってもう少しどうにかならんかったのかと首を捻った肖像画と、あれだけの名優たちに紛れ込んだ(見た目は美しい)大根1〜2本がやや浮いてはいたけれど、そこを差し引いても十分見応えがあった。

何しろもう、ハニー木村さんが絶品なんですものー!
番宣からしてたまらんかったですよ、どこを切り取っても可愛くてカッコよくて負けず嫌いでキラキラで、それでいて(江原さんが乗り移ってるわけではありません)昔よりぐっと大人になった木村さんが金太郎飴になってギューっとつまってる宝石箱やー!(彦麻呂が乗り移ったわけでもありません)

そんな番宣を見まくって逸る胸を押さえつつ見た本編は、期待に違わぬ…いえ、期待以上の出来でございました。

重厚な質感のドラマを演ずる役者さんたちの眼力が素晴らしく、昭和40年代の街並みは理屈ぬきに懐かしく(そうよわたしは41年生まれのおんな〜)、仕立てのよいスーツ(とそれを着こなす美しいハニー!)に骨抜きにされ、原作を未読なため見当がつかなかったドロドロ具合は半端じゃないことが判明し、半端じゃないけど嫌じゃない自分に軽く驚き、通常はあまりにシリアスで絡み合う人間模様ドラマなんてあまり見たくないタイプなのに嫌じゃないなんて、それはなぜ、それはなぜなの木村さん、おしーえてーきむらーさんー(木村さんはアルムのもみの木ではありません)。

とどのつまり不肖スミコは、あの華麗なる世界にはまり込んだわけでございますわ。
どんなにドロドロでも、あの凛々しく瑞々しく聡明な、年相応の分別とたぎる情熱とほとばしる色気を身に備えた鉄平さんに逢えるなら地の果てまでお供いたします〜!
木村さんばんざーい!鉄平さんばんざーい!(春はスミコの頭の中に来たらしい。ぴったんこ化しているともいう、いやそれだけは避けたい…あのSP番組は大笑いしたけどぴったんこさんにだけはなりたくないのよー)

「華麗」のほかに、第一話を見たのは「ハケンの品格」「拝啓、父上様」「演歌の女王」「ヒミツの花園」「風林火山」(明らかに見すぎ…)。
既に脱落しそうなのは「演歌」と「ヒミツ」、第二話次第なのが「拝啓」といったところか。

続く